K-World (Kの世界)

アルツハイマー型認知症の妻K、
発病後18年目になります。
現在は介護療養型病院に入院中。
(夫Route463)

パンツ「未来予想図」を購入

2011-08-27 16:54:40 | ケア日記
12ヶ月点検ということで、スバル国分寺店に
出かけたとき、鷹の台駅の近くの蕎麦屋で、
天婦羅そばを食べた。

その帰り道、婦人ものの衣服を売っている
こじんまりとした店に立ち寄った。

スバル国分寺店に来たときは、いつも顔を
出す店である。

前年ここで買った短かめのパンツが似合ったし、
履かせやすかったということもあり、今年も
同じようなパンツを買いたいと思ったが、
売り切れていて、何も残っていなかった。

店の中を見ていると、これはどうかなという
パンツがぶら下がっていた。

「これは『未来予想図』というネーミングを
付け、隣の店で作った自家製のパンツです。
少しお値段が高いのですが・・」と女性店主。

「ああそうですか。とてもいい形をしてるね。
サイズはMですか?」

「計ってみましょうか? 65㎝、Mですね」

「綿100か、妻はそれが好きなんだよ」

色は黒1点だけ、価格は5,999円であった。

「これをもらっていくよ」

「ありがとうございます」

妻が元気だったら、これを買っただろうか、
妻はケチだから、きっと買わないだろう。

少しでもお洒落をさせてあげたい、夫役の私の
密かな願いである。

早速、履かせてみた。
とてもよく似合っていた。


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