K-World (Kの世界)

アルツハイマー型認知症の妻K、
発病後18年目になります。
現在は介護療養型病院に入院中。
(夫Route463)

こんなにも多くの人に支えられている

2013-11-04 13:06:53 | ケア日記
妻の傾眠状態による食事摂取量の低下
という状況に備え、今後の居宅介護を
どのように進めていけばいいか、
ケアマネさんが呼びかけてくださり、
11月1日デイにて会議が行われた。

お世話いただいているデイサービス、
訪問介護(身体、生活)、訪問看護、
ショートステイ、介護品レンタル、
相談支援センター、ケアマネの方々が
お集まりいただいた。

今後予測される病状やリスクを想定し、
食事摂取をはじめとする日常生活に
おける留意点、今後必要とされる介護
及び看護・医療サービスなどについて、
数々のご提言をいただいた。

妻がこんなにも多くの人たちに日々
支えられていると思い、家族として
胸が熱くなった。

感謝。

看護ステーションからは、誤嚥性肺炎
を防ぐために口腔内の清潔保持、特に
食前も口腔ケアを行うよう指示された。

菌を体内に入れない目的もあるが、
唾液を出しやすくなるので、食事摂取
しやすくなるメリットもあるとのこと。

カロリーの高いアイスクリーム、糖分
の多い水よーかんやはちみつ、などは
本人も好まれているし、お勧め。

昼夜の区別がつかない件に関しては、
もう一度医師に薬の相談をしてみては
との提言があった。

デイサービスが休みとなる年末年始の
介護サービスについても、この場で
相談に乗っていただき、決定した。

今後妻には、十分な栄養が摂取できず、
筋力低下による寝たきりの可能性もあり、
また介護者である私にも心身疲労に伴う
不安があるので、居宅介護を最優先と
しながらも、施設や病院について事前に
よく勉強しておく必要があると思った。

会議後の食事では、食前の口腔ケアを
実行したところ、唾液が促進されたのか、
妻の食が進んだ気がする。

味付けも大切と教えてもらった。

これまで塩分控えめ目でやってきた
烏骨鶏玉子かけごはん、私が一口、
味気なく美味しくなかった。

お醤油を1滴(微少)追加し私が試食
したら、明らかに旨みが増していた。

妻の口に入れると、咀嚼・嚥下に
改善がみられた。

きょうの昼食、Co-opから取り寄せた
コチュジャン仕上げのカルビクッパを
食べさせた。

驚くほど食欲が進み、味付けの大切さ
を勉強させられた。

食欲があって、よく噛んでくれて、
飲み込んでくれる食品がある。

「なすの炒め甘辛煮」である。

今夜の食卓にも乗せるつもりである。



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