K-World (Kの世界)

アルツハイマー型認知症の妻K、
発病後18年目になります。
現在は介護療養型病院に入院中。
(夫Route463)

上体が前に大きく傾く

2011-12-06 01:06:42 | ケア日記
先週末くらいから、上体が前に傾き、
頭が下って、歩きにくくなり、食事も
摂りにくくなった。

資料によれば、アルツハイマー型認知症
の特徴として、第3期、つまり終末期に
小刻み歩行や前傾姿勢という運動障害が
みられ、最終的には失外套症候群に至る
と記されている。

失外套症候群(しつがいとうしょうこうぐん)
とは、大脳皮質の大規模な機能障害により
大脳皮質機能が永遠に失われてしまい、
眼は動かすが、身動きひとつせず、
言葉も発さない状態となると書かれている。

ただし、睡眠と覚醒の調節は保たれ、
通常通り起床することは確認できるとある。

そうなったとき、今お世話になっている
デイサービスは利用できなくなるだろう。

在宅介護を継続したいと思っても、今の
地域サポート体勢では、介護者への負担が
増大するのは目に見えている。

かといって、妻を精神科の病院に入院
させたくはない。

どのように対応していったらいいのか、
それを考えると怖くなる。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (maro)
2011-12-06 23:22:59
今晩は 

ご主人さま良く調べ
勉強されていますね。
私はただ主人に付いているだけのようです。
 
失外套症候群
ありがとうございました
家が今その状態です。
睡眠 覚醒…食事は取れています(普通食)で
エンシュアを1日1本使っています
 
哀しいことに終末期に入っている事は
胸にあります。
硬膜下水腫の手術を受けなかった事が
色々と自分を攻めています
20年を目標に付いて来ましたが
あと3年頑張りたいです。

奥様を病院に入院させないで下さい。
お願いします。
今までご夫婦で頑張れましたので
在宅で大丈夫です
家は11月からベット生活になりましたが
介助は前より楽です。腰の痛みもないです

素晴らしいご主人さまに応援してくださる
スタッフ様が絶対に集まります。
私も主人が発病した頃苦しく(家族の会)に
泣きに行っていました。そのとき
今の副会長さんにお父さんにしっかり付いて
行きなさい。すばらしいスタッフの皆さんが
絶対に応援してくれますから…今本当に
実感しています。
病状は進行して寂しいですが
介助は大変とは思いません。

怖くないです
  一緒に行きましょう!!
返信する
Unknown (Route463)
2011-12-06 23:47:12
maro様
今晩は 
ご主人さまが睡眠、覚醒、そして
普通食を摂っておられることは、
まさにライフラインが確保されて
いること、これは奥様にとっても
最高の喜びだと思います。

20年を目標に頑張ってこられた
maro様を私も見習っていきます。

病院に入院させることはしません。

おっしゃるとおり、私の周りには、
いろいろ支援してくださる方々が
いらっしゃるので、教えを受け乍ら、
在宅でいきたいと思っています。

maro様もそのお一人です。
どうか気弱になりやすい私を
これからも発破かけてください。
返信する

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