不思議なシンクロ

先日、夫がこんな話をした。

車に皆で乗っていて、
ものすごい角度の急坂（山道？）を
一気に駆け上がる夢を見た。

しかし、雪道で滑りやすく
かなりのスピードで上ったけれど
あと一歩のところで止まってしまい
失敗した。



…話し出したときから黙って聞いていたが
本当は話を割りたくて仕方が無かった。

なぜなら、私もその日
ほぼ同じ夢を見たから！

夫が話し終えたら、すぐに自分も報告。
車種やメンツが違っていたり、坂の上が左カーブで続くか右カーブで続くかなど細かい違いはあれど、走ってから止まるまでの感じがかなり似ていた。

一緒に生活している人間同士は、ちょうど同じことを考えていたり、同じものが食べたくなったり、という事がある。
私も昔友人としばらく一緒に生活していたら、マックに買出しに行った時に隣同士のレジで、
全く同じセットとドリンクを選び、出した金額とおつりまで一緒で笑ったことがある。

しかし、同じ日に同じ夢まで見るというのは
そんなに無いことではないだろうか？

夢は、脳が記憶の整理をしているのだという話がある。

雪道で思い出すのは先日帰省した時の山道。
県外の車がスリップしたらしい現場に遭遇し、自分達もその箇所を恐る恐る通った記憶がある。
（もちろん、ピラミッド並みの角度の山道ではないけど）

その時の記憶を、脳が今頃になって整理しているのだろうか？
そうすると、記憶整理で夢を見るのは大体２週間後くらいという事になる。２週間の間で、いる記憶かそうでない記憶かを判断しているのだろうか。

それともこれは、何かの予兆を感じ取った
「お告げ？」
夫の方は良く分からないが、私の方の夢はある人物の元から皆で逃げ出そうという筋書きだった。
心理状態が何か作用しているのだろうか？

とにかく、二人で見てしまったことからこの話がずっと忘れられない。
いつも夢なんて目が覚めた瞬間に忘れてしまうのに。
この感覚の記憶は、２週間後に整理されるのだろうか？
また、二人同じような夢を見ることになったりして。