TVで、腹腔鏡手術の映像が出ていました。
お腹に器具が差し込まれてて、なんだかすごいことに…
自分ではどのように手術されていたのかわからなかったわけだけど、見たらちょっと怖かった~
さて、手術が終わった夜は、痛いわ寝苦しいわでしたが、1日経つと…
やっぱり痛くて苦しかったです(笑)
朝ごはんは点滴。
その後しばらくすると、看護師さんが導尿チューブを外しにきました。
抜くとき痛いのかと思って身構えたけど、意外と平気でした。
しかし問題なのはその後の看護師さんのセリフ。
「この後は自力でトイレに行く事になるので、お手伝いしますから行きたくなったら教えてくださいね♪」
ガーン…
動きたくないよう~!!
1日も経たず(半日くらい?)に歩かせるのか~
そう思うと、あれほど飲みたかった水も、なんとなく飲みたくなくなるのでした…。
しばらく我慢していると、ついにお昼ご飯が登場。
以外と普通に量があって、おかゆ以外はしっかりした食事。
普通のご飯が食べられるっていいなあ。
だけど、食べるまでが大変でした。
寝た状態から体を起こすわけですが、お腹が痛い痛い。
一応ベッドは起こしてもらったものの、食べるには角度が足りない。
正面からは起きられないので、横に向いて少しずつ肘で持ち上がりながら起きたり、ベッド脇のパイプを使ったりと必死でした。
当然、トイレも大変…。
ベッドから降りるために体をずらすのも一苦労。歩くのも一苦労。
点滴の取っ手を力いっぱい握りながら、カラカラと押して(歩行器代わり!?)トイレへ行くも、便座に座って、立って…もういやあ~
こんなのが何度も繰り返されました。
更に困ったのが、気管チューブを入れられたせいか、体力が落ちるせいか、せき・たんが出やすくなるということ。
喉がいがらっぽくなると、憂鬱になります。
うがいを必死にしてみたり、お腹に差し障りが無い程度に咳払いしたところで、ヤツは出て行っちゃくれません。
覚悟を決め、体を丸めて咳こみます。
「ゲフッゲフッ!
…くうぅううう~~…っ!!(悶絶の声)」
でも、ほとんど失敗に終わってました…。
2~3日はこんな状態で、かなり辛かったです。
でも流石に4日目くらいになると、いくらか行動しやすくなってました。
お風呂は2日目くらいから入れます。
イス付きの浴室があったので、そこで座りながらシャワーを浴びる事ができました。
でも体力がないせいか、お風呂直後は物凄く疲れてだるかったです。
入れないときは体を拭いてもらえます。
痛いながらもそこそこ動けるようになると、そろそろ退院。
私は1日延ばしてもらい、全部で6泊7日の入院を終えたのでした。
それでも、日常生活はまだ頼りない感じでした。
トータルで10日くらいはないと、ちゃんと動けない感じでしたね。
退院後も、テープの部分がかぶれて痒く、掻いたら大きな赤アザができたりして(今も治療中)、なかなか大変なことも起こります。
しかも今、治りかけた傷口の跡からちょっとだけ変なモノがはみ出してます…なんだこれ?
引っ張るも、抜けない…って、これ糸の端?
こんなハプニングもあったりするようです(滅多にない?)。
自分で抜くのは怖いので、今度先生に切ってもらおう…