イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

心 満たして頂いて

2012年01月17日 03時52分19秒 | デザイン画・書画

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     ふいに ある方のことを思いました。

     すると、自然に心が、手が動かされ

     温かで 穏やかな気持ちのままに

↑ こちらの【治癒】という文字を書かせて頂きました。

  文字は絵筆で、数十秒ほどで 書きあげました。

      その方をイメージさせて頂いた時

緑色、黄緑色、そして葉が 浮かんで参りましたので、

  文字を書く時は この2色を混ぜて描きました。

 その後に緑色と黄緑色と金色の水性マーカーで

     手が自由に動くに任せて、葉のような

         縁取りをさせて頂きました。

         描いている時、その方が

   大いなる大自然の懐にくるまれ、慈しまれて、

心地良さそうにしているお姿や その方のお身体が

どんどん癒されているご様子が視えて参りました。

  【治】の【口】の中に描かせて頂いたハートは、

  その方をどんな時も想い、常にそっと寄り添い、

    その方の一番の応援団である奥様です。

        最初、【癒】の一文字だけを

      書かせて頂こうとしていたのですが

   絵筆を持つと、【治癒】と書いておりました。

   完成した文字の大きさを見て、この方には

【癒】の言霊やエネルギーが特に必要なのかもしれないと、

         改めて思わされました。

 【癒】の文字の中にある【心】の3つの点を置く時、

大いなる存在から注がれる光がイメージ出来たので

      点、ではなく 3つの丸に致しました。

     45分程で完成致したこの作品を見た時 

    僭越ながら、その方の為の作品である事を

         心から感じさせて頂きました。

           少し余談になりますが、

       私は1年程前に知ったのですが、

渦にはとても大きなパワーが秘められているようです。

 そして思うのは 日本のみならず 古来の方々は

渦の持つパワーに気付いていたのではないでしょうか?

      発掘された土器に描かれた模様や、

    洞窟に描かれた図、家の前に掛けられた

渦が原型になっている様な 不思議なマークの飾りは、

           現代で言うところの、

     私達が神社のお札を飾るのと同じような 

       節分の豆まきの行事と同じような、

 邪気を入れず家族を守る為の護符のような役割を

       担っていたのではないでしょうか?

        私は この方の奥様に 日頃

         大変お世話になっています。

    実はその奥様から今回、ご主人様に向けて

 何か描いて欲しいと お申し出があった訳ではなく

  私が勝手にかかせて頂きました。その奥様とは

  お友達として お付き合いをさせて頂いています。

      今、1つ懸念されるのは、この作品を

    彼女が受け取って下さるか、という事です。

      と言うのも彼女は お友達と云えども、

 ちゃんとお支払いをしないと申し訳ないと思われる

   「友達だから」と、免罪符を出す方とは真逆の、

   常に相手のことを自然に思い遣れる方なので、

果たして私が勝手に描かせて頂いたこちらの作品を

そのまま受け取って下さるかが気がかりなのですが、

 (勿論、作品自体をお気に召して頂けない場合は

       ごり押しは致しませんが(笑))

  でもきっと、受け取って頂けるように思います。

 それは私が実際に彼女から、お金などでは決して

    買う事の出来ない 愛そのもの、といった

素晴らしいギフト沢山頂いているのでそのお礼として

 受け取って頂ける理由は十分にあるからなのです。

 去年の終りから、彼女のご好意により長いスパンで

        私や愛する家族(←)の為に、

  して下さっている事があります。その事に対して、

     私がお礼を申し上げると いつも彼女は

   「お互い様なので そして私は 自分の為にも

  している事なので お礼などなさらないで下さいね。

私も何かあった時にはshokoさんにお願いしますから」

      彼女は こういう素敵な方なのです。

         高価なものではないけれど、

  私が自身の中にあるもので、何かさせて頂けたら、

    そんな風な思いが昨晩 自然に湧きあがり

   芸術の神様のお力添えを頂き描かせて頂いた

   この作品を、どうか受け取って頂けますように。

  自分の作品が大好きな(←スミマセン) 私は、

 これまで原画を手放す事は中々出来ませんでした。

      けれど今回は、本当に自然に心から 

  「原画を受け取って頂きたい」と思わせて頂けた

       記念すべき 第1号の作品です。

          この作品は確かに

    私が描いたものに変わりはありませんが

完成した直後からもう私のものではないと判りました。

       作品自らが ある使命を携えて 

ウキウキしながら意気揚々と、ご縁のある方の元へと

      お嫁にゆこうとしている様子が

       手に取るように判るのです。

これからは【書】のみならず ご縁のあった方の元へ

原画をお届けする様な流れも出てくるかもしれません

     私は 大胆で 直感でパッパカ 動く割に

    慎重な面もあるので ラブコールを頂いても

  すぐにそれにお応え出来るかは 今の段階では

即答致し兼ねますが、それでも自然な流れに抗わず

  【その時が来たら】、【その時を感じ取れたら】

         足元を確かめながら 

  新たなる一歩を 踏み出そうと思っています