イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

幸先の良い

2012年01月07日 17時56分53秒 | 花🌷木 写真

    藤城清治さんによる  【天空に登る龍】

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  本日届いた 藤城清治事務所からのお年賀状。

   慈愛を感じさせられる紫色と 光の中に舞う

 七色の鱗輝く 威風堂々とした雄々しい龍の姿は

 邪気を寄せ付けない 神々しさを讃えていました。

龍の上で横笛を吹く はっぴを纏った小さな男の子は

まるで平和への祈りを奏でているようにも見えました。

        我が家には 今、昨年届いた

2012年の藤城さんの およそ縦57㎝ 横44㎝の

    12枚の大きなカレンダーの中の1枚、

 【天空に登る龍】を専用額に入れて飾っています。

 毎日見ても 素敵だなぁ~と想う【天空に登る龍】

    皆さんにも お裾分けさせて頂きますね。

   (我が家にいらした方は是非ご覧下さい


春の七草に思う

2012年01月07日 01時09分27秒 | デザイン画・書画

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   調べた所、七草粥の風習は中国伝来のもので、

  平安時代中期頃に始まったとされているようです。

  古(いにしえ)の人達は衣・食・住、全てに於いて

       便利さの中に生きる私達とはきっと

比べものにならない程1つ1つの事を成し得る為には

         ひと手間も ふた手間もかけ、

     多くの時間を費やしていたと想像しますが

 その様な一見、不便とも思われるような暮らしの中で 

  昔の人達は伝統を重んじ、季節ごとの行事を愉しみ

多くの智恵を働らかせ工夫をし精密な機械などなくても

実は活き活きと豊かな心をもって 日々 逞しく、笑顔や

   威勢の良い掛け声と共に暮らしていたのでは

          なかろうか、と 推察します。

常々思うのは 不便さの中にこそ生まれるものが多い、

    そんな風にも感じさせられます。と、同時に

   文明の利器にあまりにも頼り過ぎてしまう事は

時として人を不器用にさせてしまうのではないだろうか、

         そんなことも また 思います。

      お正月に美味しいものを食べ過ぎて(?)

       疲れ気味の胃を労わり 整える為に

       始まったとされる【七草粥】の風習も、

     数百年も前の平安時代中期から、脈々と

 現代(いま)へと 伝承されているこの慶ばしい事実を 

     改めて 素敵、と 感じる 1月7日です。

  我が家ではアクセントに刻んだメンマとラー油を垂らして

 大地の匂いと恵みを味わい感謝しながら頂きました。