夢への道筋

青臭いけど、人が夢の実現のために発揮できる力って無限。夢を実現するための方法論について徒然なるままに。

標語

2006-03-25 03:09:46 | 書評
3月は日本は忙しいですね。久々に更新しました。

今日はこの本について。



一昔前に母校のラグビー部が強い時代が続くなあと思っていたら、気付いたら早稲田ラグビーはすごい強い時代に変わっていました。

選手の貢献も非常に高いとは思うのですが、早稲田を強い時代に導いたのは、間違いなく、熱きラガーマンであり、強力な指揮官である清宮さんという人物を得たからだろう。


この本を読んでその軌跡を感じることができました。
いくつか勉強になった点があったのですが、その中でも今日は「標語」について。


会社やスポーツチームなどの組織って標語をもっていますよね。
うまく活用できている組織もあれば、形骸化している組織もあればいろいろですね。

早稲田大学のラグビー部は、「Ultimate Crush」
非常に的を得ていて、うまく結果にも結びついていて、これは成功事例だと思います。また、そのコトバができるストーリーにも感動が隠されていて、心を動かされました。

僕は会社ではまだ用意できていないのですが、一昨年から毎年誕生日のタイミングで標語を考えています。

30歳を目前にした29歳のときの標語は、「一日一日を大切に」
20代最後の一年に後悔を残したくなくて、この言葉を毎日心に刻むことにしました。

30歳の標語は、「謙虚」
30歳になって、20代の経験を経て、ちょっと自信過剰気味になってきた自分、環境に慣れてきてしまった自分、分かったつもりになってしまった自分を戒め、まだまだ貪欲に成長するためにこの言葉を選びました。

31歳の今年は、「限界突破」
自分の中で勝手に作ってしまっている限界を「一個でも多く突破してやるぜ!」って気持ちで決めました。
この一年でどれだけの限界を突破できるか、日々奮闘しています。


標語って、自分に対する誓いだと思います。
誓いなしで漠然と一日一日を過ごすよりは、あった方が人生が充実すると思います。

早稲田大学も、「Ultimate Crush」という誓いをしたから、ここまで来たんだと思います。