季節は冬に入りそうで入らない感じですね。今週感じたこと。
1)「血の量」と指揮官の判断
人間は目の前で流れている血に関しては感情的に反応する。その対策は迅速に行う。目の前の人の痛みには敏感だ。しかし、目の前で血が流れていることがその組織にとってどれだけの重要性なのかを冷静に判断することは難しい。そして、血の流れている量そのものが組織の重要性を乗っ取ることもある。目の前で血が流れている問題が組織の生き死にどれだけのインパクトがあるのかを指揮官は正確に判断する必要がある。太平洋戦争の小説を読みながら、自分の目の前の問題を振り返り、それを痛感した。「今日の痛み」より「明日の死」が大事なのだ。
2)人の気持ちが分かる指揮官について
人を使う立場にある人は自分のことを犠牲にしてでも組織のことを優先できる人が望ましい。しかし、自分の気持ちや痛みに鈍感だったり、麻痺している人は十分に気をつける必要がある。人を使う立場にある人は人の気持ちや痛みを分かる必要があるからだ。自分の痛みが麻痺している人は、表面的にしか人の痛みを理解できない可能性がある。したがって、自分の痛みに麻痺しておらず、自分のことを大切にできる人が人を使う適任者なのかもしれない。
3)誤った指示 < 放任・放置
誤った指示を部下にしてしまうことは当然ながら上司としてNGだ。しかし、部下を放任したり、放置をしている上司はさらによろしくない。誤った指示は修正できるが、指示をしていないとそもそも組織としての学習ができない。自分が預かった経営資源を有効活用することを放棄している。誤りを修正できる賢明さを持ってさえいれば、誤った指示は指示をしないことよりも歓迎すべきだろう。
4)イノベーションが起きる組織
だいたい下記の5つのステップを踏む必要がある気がする。
改めて列挙してみると、簡単じゃないですね。
A)イノベーションに使えうる素材を知っていること
B)イノベーションを起こせる人たちが顧客ニーズを知っていること
C)顧客ニーズとイノベーションの素材を正しくリンクすること
D)そのプロトタイプ版を作り、ゲリラ軍でトライアルすること
E)正式版を作り、正規軍に導入すること
5)仕事で数字を扱う場合の原則
サイバーエージェントの西條専務の数年前のブログに数字の扱い方という記事がある。仕事で数字を扱わない管理職・経営者はいないと思うので、一読の価値があると思います。
1)「血の量」と指揮官の判断
人間は目の前で流れている血に関しては感情的に反応する。その対策は迅速に行う。目の前の人の痛みには敏感だ。しかし、目の前で血が流れていることがその組織にとってどれだけの重要性なのかを冷静に判断することは難しい。そして、血の流れている量そのものが組織の重要性を乗っ取ることもある。目の前で血が流れている問題が組織の生き死にどれだけのインパクトがあるのかを指揮官は正確に判断する必要がある。太平洋戦争の小説を読みながら、自分の目の前の問題を振り返り、それを痛感した。「今日の痛み」より「明日の死」が大事なのだ。
2)人の気持ちが分かる指揮官について
人を使う立場にある人は自分のことを犠牲にしてでも組織のことを優先できる人が望ましい。しかし、自分の気持ちや痛みに鈍感だったり、麻痺している人は十分に気をつける必要がある。人を使う立場にある人は人の気持ちや痛みを分かる必要があるからだ。自分の痛みが麻痺している人は、表面的にしか人の痛みを理解できない可能性がある。したがって、自分の痛みに麻痺しておらず、自分のことを大切にできる人が人を使う適任者なのかもしれない。
3)誤った指示 < 放任・放置
誤った指示を部下にしてしまうことは当然ながら上司としてNGだ。しかし、部下を放任したり、放置をしている上司はさらによろしくない。誤った指示は修正できるが、指示をしていないとそもそも組織としての学習ができない。自分が預かった経営資源を有効活用することを放棄している。誤りを修正できる賢明さを持ってさえいれば、誤った指示は指示をしないことよりも歓迎すべきだろう。
4)イノベーションが起きる組織
だいたい下記の5つのステップを踏む必要がある気がする。
改めて列挙してみると、簡単じゃないですね。
A)イノベーションに使えうる素材を知っていること
B)イノベーションを起こせる人たちが顧客ニーズを知っていること
C)顧客ニーズとイノベーションの素材を正しくリンクすること
D)そのプロトタイプ版を作り、ゲリラ軍でトライアルすること
E)正式版を作り、正規軍に導入すること
5)仕事で数字を扱う場合の原則
サイバーエージェントの西條専務の数年前のブログに数字の扱い方という記事がある。仕事で数字を扱わない管理職・経営者はいないと思うので、一読の価値があると思います。