夢への道筋

青臭いけど、人が夢の実現のために発揮できる力って無限。夢を実現するための方法論について徒然なるままに。

この夏の習慣

2009-08-22 07:18:09 | 日記
今日は子供が退院し、新たな生活が始まる。どんな生活リズムにするか検討するためにここ数ヶ月の生活習慣をレビューすることにした。

~6月まで

 月・火と木・金は会社に宿泊する。
 土曜日は家事・読書、日曜日に英語・読書。
 読書は、松下幸之助著作もしくは本田宗一郎/藤沢武夫著作が多かった。
 土日どちらか半日は仕事をする。
 1ヶ月に一度はおそらく睡眠不足でひどい頭痛になり、半休をとった。
 週三回会社に泊まると腰に負担がきたため、カイロプラティックに通った。
 運動はあまりできなかった。1ヶ月ぐらい、週数回、徒歩帰宅を試みた。
 土日どちらか出勤するときに、ジョギング出社を4、5回試みた。
 整理術を研究

7月~
 
運動
・本を購入し、週2ー3回は本に書いてあるエクササイズをした。
・平日は一日1回、休日は一日二回ジョギングもしくはウォーキングをした。
 平日ジョグングは15分弱ぐらいゆったり目のスピードで。
・土曜日はジムまで走って、そこで筋トレ。
健康対策
・会社・自宅ともにうがい薬をおいて、うがい手荒いを徹底
情報収集
・日経新聞の景気や様々な産業の市場シェア・市場規模などの指標に関連する表・グラフを切り抜いた。繰り返すことで産業・経済の動きが計数で思考できるようになった。
・自分に関連しそうな(顧客、潜在顧客、類似企業など興味を持った)上場企業のIR資料をベンチマーク
*どちらもやり始めたら中毒症状あり。
IT
・facebook/twitter/mixiアプリ:
  試用&クリッピング。facebook/twitterは英語の情報源で。
  特にUSでのSocial Mediaビジネス動向をいろいろ追いかけた。
・クラウドコンピューティング動向
 -クリッピング・読書
 -Amazon EC2/Google Application Engine/force.comなどを試用したりして研究
・クラウドソーシング
・c/ruby復習。perl・php・sqlは体が覚えていた。python習得。
・プログラミング作法に関する読書
・プライベートはubuntuで生活してみる
・今更ながらYoutubeのポテンシャルを考える
・iphone/androidのアプリ作りはまだ未着手
読書
 ・経営
 ・技術
 ・歴史
 をバランスよく読みながら、
 ・短時間睡眠
 ・トレーニング方法
 についても研究した。
 あと、小説も1ヶ月に一つは読むようにした。
英語
 Reading: IT関連のWEBの記事もしくはSingapore歴史本
 Listening: NHKラジオ実践ビジネス英語、itunes UのStanfordのコンテンツ
 その他:Q&Aのトレーニング、メールの書き方本をちょっとずつ読書
テレビ・映画
 官僚たちの夏
 West WingをDVDで(週1つぐらい。字幕なし英語で)
料理
 週末は魚料理を自分で必ず一回作っていた
入眠・起床
 YOGAorストレッチ、そん後、瞑想を一定時間するようにしていた
その他
 日報をつける、アイデアマラソン、整理術で資料・持ち物・ファイルをきちんと整理。あと、囲碁を覚えようとしたが、途中。

休日は疲れているときにダレた生活をするよりも、逆に運動したり、勉強したり、軽く仕事したり、家事をしたり、規則正しい生活を辛くてもした方が、疲れが抜けることが分かった。



 

本当に自民党が作ってるのだろうか?

2009-08-22 06:00:40 | 日記
今日、郵便受けを開けて、この冊子を発見して愕然としました。



裏表紙をみると自民党のもののようです。。。


政権与党らしくなく野党っぽい内容の中傷記事的な内容だったので、ちょっと幻滅してしまいました。


趣旨は分かるのだが、自民党にとっては逆効果にならないのだろうか?



市場シェアNo.1の製品はこんな表現は使わないだろうなあと思ってしまいました。



時代の変化を感じてしまいました。

男の子が生まれました

2009-08-18 20:20:13 | 日記
第一子が今日の午後生まれました。


3500g超の大きく元気な男の子で、母子ともに問題なしでした。


生まれた直後は「シェー」のポーズを何度もしていました。


無事生まれて、感謝です。





成長し続けるベンチャー企業を見分ける経営指標

2009-08-16 18:45:06 | ちょっといいはなし
 上場したIT系ベンチャーの決算を改めて熟読してみてのだが、成長し続ける会社なのか否かを見分けるための定量的基準があることを再認識した。


 大きく分けると4つの指標に整理できる。そして、どれか一つや二つ満たせればいいのではなく、この4つ全てを満たしているのがイケてる状態である。それぞれが独立した事象ではなく、成長し続けるための密接に関連した要因だからだ。


 従って、難易度は高い。


1)高い売上高成長率が持続する

 ステージによって「高さ」は異なるが、感覚的には以下の基準ではないかと思う。

 ・上場直前期からその後2期ぐらいは連続は昨対比75%~100%以上(2倍以上)
  この時期の間どこかで2倍以上(例えば、3倍とか5倍の売上に化ける期がある)
  このような爆発的な伸びをチャンスをつかんだ会社は、時代の要請を非常に適切なタイミングで事業化しており、いわゆる時流にのった会社だ。
 ・上場3期目~5期目は昨対比50%以上
 ・6期目~8期目でも30%以上
 ・9期目以降も二桁増収
 ・不況などの一時的にネガティブな外部要因があってもぎりぎり増収を維持

2)売上高営業利益率が逓増する

 上場前から上場した後も上がり続け、上場後も徐々に営業利益率が上がっていく。

 増益はなんとかなるが、組織規模が拡大するにつれて利益率を上昇させ続ける難易度は高い。また、上場関連費用があるので、上場する会社は利益率を上げるのは簡単ではない。
 
 どこかで上昇率は頭打ちになるが、利益率は大きく崩れない、もしくは、崩れても修正する。一時的な利益率の上昇は可能だが、継続は難しい。

 利益率が崩れ続け、改善の見通しが立たない事業は傷の浅いうちに勇気を持って撤退する。

 また、利益率そのものも比較的高い水準が求められる。

 グリーは60%、ミクシィは30~60%、カカクコムは30%弱~50%、DeNAは30%~50%、ヤフー(株)はここ最近は連結で50%超、単体は55%近い、楽天も連結ではここ数年は多少落ち込んでいるが上場直後は25%は下回らず、単体では今でも30%を切らない。Googleも30%を切らない。

 利益率が改善し続ける会社は、成功体験に酔わず、現状に満足せず、成長しつづけるために改善・進化の意志を強く持っている会社だ。トップがボケてない一つの証左になる。
 
3)一人当たり売上高が逓増する

 利益率と同様、一人当たり売上高を上げつづけるのは難しい。

 しかし、ビジネスのスケーラビリティは結局のところ、一人当たり売上高が一つの基準になる。

 1500万~2000万円に始まり、5000万円突破、1億円突破が出来ている会社はやっぱり凄いことになっている。

 これも、何が企業の存在意義であり、何を従業員に期待するかを明確に持ち、それに伴う施策を実行し続けなければ、改善されえない指標だ。

 一度妥協してしまうと瓦解しやすい。そして、それが企業の文化として許容されてしなうので、注意が必要だ。

4)事業の多様性

 一つの製品、一つのサービス、一つのビジネスモデルに依存して成長している会社は、どこかで成長率が鈍化するし、競合の参入、不況などの外部環境の変化に弱い。

 そして、自分たちの勝因を客観化しきれず、過去の成功体験にしがみつき瓦解しやすい。

 成長し続けている会社は、決算発表を見ていても最も売上比率の高いセグメントが数年に一度変わっている。

 それなのに、全社の売上は成長し、利益率は逓増し、一人当たり売上高は逓増している。セグメントごとにみれば、衰退する事業もあるのだが、他の事業でそれを補完しており、それに止まらず現在のビジネスを補完したり関連する新たなビジネスモデルに果敢に挑戦し続ける。

仮に最も売上比率の高いセグメントが変わらないとしても、それに依存している会社と本気で試行錯誤してみた結果そういう比率になった会社では意味が大きく違うだろう。

 面白いことに、一度一つの成功体験に依存してしまった会社は、変化慣れする文化を持てずに、新たな挑戦のリスクを取れなない傾向にあるようだ。一方で、スタートアップの時点から多くの事業に手を出してしまう会社も成功しないような気もする。上場するまでは、一つもしくは非常に限られたビジネスモデルに集中と選択をし、その分野で天下を取る現実的な見通しが立ち次第、次に進む会社が成功するように思う。


 現実には、この4つを全て満たすのは非常に難しい。しかし、端から諦めるのもどうかと思うので、何をすれば、この4つを全て満たすことが出きるのか、じっくり考えてみる価値はあると思う。


 もう少しサンプルを増やしてみて、かつ、自分でも実際に試してみながら、この仮説をもっと進化させたいと思います。