夢への道筋

青臭いけど、人が夢の実現のために発揮できる力って無限。夢を実現するための方法論について徒然なるままに。

新たな一歩

2009-09-18 01:54:23 | ちょっといいはなし
日本の歴史に残るであろう民主党政権スタートの翌日、自分も新たなる一歩を踏み出す記念すべき日を迎えることになった。

http://www.macromill.com/ir/pdf/release_20090917a.pdf
http://www.asia-info.com/jp/release/20090917_release.pdf

以上

リーダーシップ

2009-09-12 08:26:21 | ちょっといいはなし
リーダーシップの本は、それこそくさんありますが、最近自分が特に参考にしている本は、これです。


「リーダーシップ 新装版―アメリカ海軍士官候補生読本」


世界最強の組織の士官候補生向けのリーダーシップ論は非常に勉強になります。


特に第12章の「規律と士気」は、組織を預かる人間は必読だと思います。
伝統ある組織のリーダーは、伝統とともに「規律と士気」についても継承するのかもしれませんが、新興企業など新興の組織は、組織規模の拡大とともに「規律と士気」が緩む傾向にあるのではないかと思います。

この本では、米国海軍ではリーダーがどのように「規律と士気」を向上させているのか、非常にハッとさせられることが書いてあります。

この本は、この章を読むだけでも非常に価値があると思いました。


モチベーションという言葉がありますが、規律のない自由な組織の方が、一見、モチベーションを持ちやすいと思うかもしれませんが、本書を読んで、規律と士気は不可分であることがわかりました。つまり、規律のある組織の方がモチベーションはあがるわけですね。「甘やかすこと」と「モチベーションを上げる」ことを混同している人が世の中には結構多いのではないかと思います。しかし、実際は、甘やかさず高い規律を持っている組織の方が士気は上がるわけです。それを履き違えてはいけないんだと思います。


「士気のない軍隊には、本当の規律はない。規律のない軍隊には、よい士気がない。規律と士気は相互に補強しあうものであり、両者はともにリーダーの第一次的責任。」

もうひとつ、規律には「消極的規律」と「積極的規律」の2種類があります。

消極的規律:
 違反に伴う結果の恐怖心に基づいた規律
 恐怖の規律もしくは規律の消極面

積極的規律:
 人々の努力の目標に対する信念から、またリーダーに対する尊敬と信頼から、積極的に嬉々として服従する明朗かつ自発的な規律


規律のダークサイドというか悪い側面は、消極的規律によって組織を率いようとする指導部がいるときに特に表面化するのだと思います。逆に、積極的規律により組織を率いている指導者は、構成員に規律の存在を意識させていないのだと思います。


規律とは「指令に対する敏速かつ積極的な反応」であると定義しています。これも結構深いというか真理なんだと思いました。組織における規律の本質は、服従なのではなく、指揮官が発する命令に対して「敏速かつ積極的な反応」ができているかどうかにその本質があるのだと思います。いけてない規律を作る指揮官は、その本質から外れた服従を求めるので、反発を買ったり、無能だと罵られるのだと思います。


自分の組織でこれが実現できているのかどうかをよくよくレビューすべきですね。


そして、「人は励行する掟に従って生活する個人を崇拝する。率先垂範しない行動をフォロアーから求めるリーダーは、憤怒を買うのみ。」ということを肝に銘じる必要があります。



組織を率いていくのは改めて難しいことなんだなあと実感しました。

この章を僕はコピーして持ち歩いているのですが、最近は毎日、出社前の電車の中で読み返すことにしました。


伝統や社風が確立しきっていないベンチャー企業のリーダーこそ「規律と士気」についてよくよく考える必要があるのだと思います。企業の成長や生き残りの礎だと思います。


子供がいる日々

2009-09-05 07:26:49 | 日記
子供が生まれて約2週間で感じたこと。

1)子供や妻に奉仕する気持ち
 子供にお風呂を入れたり、おむつを取り替えたり、ミルク上げたり、買い物にいったり、ゴミ捨てにいったり、料理をしたり、掃除をしたりと子供や妻のために動くのが、最近はやり甲斐を感じてきた。

2)母親にはかなわない
 子供と一緒にいる時間が母親の方が長いので、子供からするとやっぱりお母さんなんだろうなと思った。

3)家族の助け
 妻の実家の母親の助けがなかったら、ゾッとするなあと感じた。子育てにおける家族の助けの重要性を痛感している。

4)自分の時間のありがたさ
 本を読んだり、勉強したり、DVD見たり、音楽を聞いたり、今こうしてブログを書いたり、体を鍛えたり、自分の時間を持てるありがたさや時間の貴重さを実感している。あとは、睡眠のありがたさが非常に増した。

5)子供が元気でいてくれること
 異変が起きずにすくすく育ってくれているだけで、なんだか嬉しい。仕事では、何か結果を出さなければダメだったり、特別じゃなきゃダメだという気持ちがあったのだが、子供は元気でいてくれるだけで嬉しい。

6)子供の変化
 朝会社に行って、帰ってくると何か変化がある。一週間前のことを考えても大きな変化がある。子供の成長スピードにはこの先も驚かされそうだ。

7)子供仕様へのカスタマイズ
 ドアの開け閉めの音、食器をおく音など今までたいして意識していなかったことまで、気を遣わなければならない。家が子供用にどんどんカスタマイズされていく日々を実感している。

8)衛生・清潔さ
 手洗い、うがいの徹底や家をきれいにしておくことなど今まで以上に衛生や清潔さに注意するようになった。また、自分が健康でないと責任が取れないので、自己管理にも今まで以上に気を遣うようになった。


こんなところかな。

あとは最近は、民主党政権で日本の政治の進化につながるといいなあと思ったり、8月の米国失業率など経済指標をみて結構厳しいなと感じたり、イチロー・石川遼・本田圭佑すげーなーと感じたり。


自分はゴルフをしないので、石川遼のプレーの素晴らしさがどれだけのものなのかは正直よくわからない。

しかし、彼はまだ若いのに、一緒にプレーした選手が彼のゴルフへの真摯さに感銘してかならず石川遼ファンになるという話、世界で戦うために毎日地道に英語の勉強を続けてきた話、ゴルフに専念出来ていることにとても感謝しているという話など、彼の道を追求する姿勢に非常に感銘を受けている。

なんというか彼のような姿勢は、どの立場の人も教訓にして欲しいなあと思いました。

また、これは、成功者特有の姿勢であり、これが出来る人は成功し、出来ない人は成功しないとも言えるのかもしれない。