夢への道筋

青臭いけど、人が夢の実現のために発揮できる力って無限。夢を実現するための方法論について徒然なるままに。

企画書入門の決定版 -企画力の教科書-

2005-12-10 21:22:10 | 書評
本書の作者は、僕が今まで見た中で一番感動的に上手な企画書を書く神様でした。

そんな作者が企画の本を出版したという噂を聞いて、もう2年近く前になりますが、すぐに買いました。



2年前僕はこの本を読んで、ぐぐっと企画の仕事のハードルが低くなりました。

今日読見直してみましたが、いやー、これはいい!

実務のプロが書いたから、本当に役に立つことが満載です。

未経験者にはちょっと難しい本かもしれませんが、企画書を書く難しさや奥深さを知っている人にはめちゃめちゃ刺激になると思います。

全然企画書うまくかけない人たちに読んで欲しいです。


日経ビジネス「敬天愛人」vol.9-真心-

2005-12-10 16:22:31 | 敬天愛人


真心について

37条:天下後世迄も信仰悦服せらるるものは、只是一個の真誠也

後世に語り継がれるのは、真心や誠の気持ちがあってのことという意味です。
曽我兄弟についてのエピソードでした。

真誠って言葉がすごなと思いました。

39条:今の人、彩色あれば事業は心次第に成さるるものと思え共、才に任せて為す事は、危うしくして見て居られぬものぞ

「世の中のことは真心がない限り動かすことは出来ない。才識がない限り治めることはできない。」

どちらか片方では駄目で、両方必要。

35条:人を篭絡して陰に事を謀る者は、好しその事を成し得る共、慧眼よりこれを見れば醜状著しきぞ

生死がかかわるときは醜くても勝たなきゃいけないってときもあるのかもしれないけど、もっと上に行くためには直球勝負で勝てるようにならないと安定感がないんでしょうね。

今の姉歯さんの話を見てもそうですが、ビジネスでは、人の欲がダイレクトに絡むお金を扱っているので、真心が消滅すると何も生み出さなくなり、プラスがなくなるだけじゃなく、マイマスの破滅への道が待ってるだけですね。

何が真心なのか常に忘れずに仕事をしたいものです。

『伝説を作り出す』 -僕が六本木に会社をつくるまで-

2005-12-10 10:24:35 | 書評
今日は早起きして、朝飯前にこの本を読んだ。



アツい、そして、さわやか

この人、たいした人物だなあって、すがすがしい気分になりました。

思ったこと1:ロールモデル

僕は20代、誰かのロールモデルにはなったのかもしれないけど、僕にとってのロールモデルは正直あまり考えずに目の前の課題に体当たりしてきました。


一方、作者は、三木谷さんというカリスマ創業者、そして、吉田さんというカリスマ経営者という二人の大物を中心に非常によくロールモデルを研究して、仕事を進めたところが、自身の成長にとても役に立ったんじゃないかなーと思います。

三木谷さんを評して、「シンプルになるまで考え、確実にインプリする、気合と根性の人」

KISS(Keep it simple,stupid)やジョブスのstay hungry, stay foolishという言葉が本の最後のほうにありましたが、それが出来れば結構ほぼ勝負勝ってるような気がする。大事な成功コンセプトですね。

経営者になった吉田さんの仕事を評して、「吉田さんが役員になってから、彼の担当部署は30個ぐらいの部署になり、(中略)」、「そんな数のミーティングに出ていては個別の事情など理解できず、(中略)」、「どうしてそういう意思決定をしたのか、という部分だけに判断をフォーカスをあわせているようだった。」、「こうすることで、個別の事情を理解するまでもなく、その選択肢が正しいのかということだけをチェックし、莫大な意思決定をスムーズに行っていたのだと思う」、「社員である僕の仕事は、『意思決定という製品を作る工場の運営』なのだと理解した。」

しっかり尊敬する人たちの仕事のやり方をここまで表現できるのはたいしたもの。
そして、「すごい人と働きたいのか、追いつきたいのか」

働くだけじゃつまんない。追いつきたいに決まってるよね!

こういうふうにカリスマな人たちとこんなに近い距離でこんな気持ちで働けるっていうのが、ベンチャーで働く醍醐味だよなーって思いました。

僕は、人にそんな気持ちで働いてもらえてるのだろうか?
まだまだ努力が足りないなぁ。

思ったこと2:楽天のしくみ

楽天は、「たとえば、営業で言えば、できるだけ最小単位に因数分解をするというやり方」。1ヶ月100件が受注目標なら20営業日で一日に5件受注というように、目標がしっかり一日一日・一時間一時間の仕事に落とし込まれている様を言ったのかなと思うんだけど、会社の仕組みとしてそれが出来てるって当たり前だけどとても大事だなって思いました。

うちの会社もそれがちゃんと出来てるか、この週末でいろいろ見直そう。

思ったこと3:なぜ、さわやか?

すごいこの本、全体としてさわやかなトーンだけど、なんでだろう?って考えました。

泥臭い話があまり書かれてないのもあるのかもしれないけど、一番は、「この人、インターネットのことが本当に好きなんじゃない!?」っていう印象でした。

わかんないけど、greeのサイトを見ても、なんかプュアな発想で、いいなーと思いました。もっと会社が大きくなってくると変わっちゃうのかもしれないけど、創業のときの想いは継承して欲しいです。


これだけの人材に「働きたいっ!」って思わせる楽天もすごいし、楽天に入ってこれだけのことを経験して考えたこの作者もすごいですね。

時代の追い風もあるのかもしれないけど。

最後にこの本で一番響いた言葉、
「伝説を作り出す」

greeのようなCGMは、サイト運営者も大事だけど、ユーザがしっかりコンテンツを提供してくれるかどうかが非常に大事だと思います。ユーザーがしっかりサイトを使うこと、そして、ユーザー一人一人が欲しいサービスをしっかり提供者に訴えることで、伝説作りに参加できる。
CGMはその構造が面白いよなって思いました。

僕自身も仕事を真剣にやっている限り、自分の仕事の成果は伝説にしたい!

楽しく仕事できてる人は僕に限らず、そう思えてるんじゃないかなって思います。

みんなにもそんな気持ちで仕事をして欲しいなって思いました。


『生産要素』 -アメリカの高校生が学ぶ経済学-

2005-12-10 01:15:31 | 書評


アメリカでは高校生に経済学教えるの?

って超びっくりして思わず買ってしまいました。

読んでびっくり!

生産要素に、
1)土地
2)資本
3)労働力
4)起業家


って、おいっ!、「起業家」ってあったけ?

大学時代に経済学は勉強したけど、思い出せない。
あったようななかったような。

いずれにしろ、さすが、アメリカ。。。


これじゃ、日本は、中学受験に経済学入れないと駄目なんじゃない?

『感情 < 夢』 -渋谷ではたらく社長の成功ノート-

2005-12-10 00:48:14 | 書評
引き続き、藤田社長ネタ。



一度立ち読みで最初から最後まで速読をして、非常にいい本だなあという印象を持ちました。

その後、最近、尊敬する某上場会社会長が社員にこの本を配布したと聞き、購入して改めてじっくり読んでみました。

こういう本を出版する藤田社長も営業に配布した某会長も戦略的で素敵です。

今の僕の心に一番響いた言葉は。。。
「キレたらすべて水の泡になる。経営者として一番大切なもの、それは忍耐だ」

このセリフは、例の「渋谷ではたらく社長の告白」の本でも載っていたのですが、チャートにあった「夢と感情を天秤にかけて、感情が重くなることはない」という言葉は名言だなと思いました。

「感情<夢」
頑張るゼーイ!

マルマンのスケッチブック

2005-12-07 22:03:40 | 仕事術
最近、一人で深く考えごとをしたときにマインドマップなどを中心にメモを取るのに、どんなノートにメモを取るのがいいかいろんな紙やノートを試行錯誤をした結果、マルマンのスケッチブックが一番しっくりきました。最近、かなり使っていました。



しかーし。。。
マルマンのスケッチブックはサイバーエージェントの藤田社長の専売特許であることがさきほど判明しました。

知らなかった。。。
やられた。。。

明日から社内の打合せはこのスケッチブックで臨もうと思っていたのですが、「パクリですか?」っていじめられるところだった。

無知って怖いなぁ。

けど決めました。
パクりと言われようが、仕事のアウトプットがよくなるのならこれを使うのが順当。
あと、藤田社長はさすが侮れん。素直にリスペクトです。

スケッチブックを持った僕をみかけた人はお手柔らかに!