夢への道筋

青臭いけど、人が夢の実現のために発揮できる力って無限。夢を実現するための方法論について徒然なるままに。

論理思考

2006-03-25 19:14:05 | 書評
その場の状況や感情に左右されず、しっかりと論理的な思考が出来る能力って、仕事が出来る人に共通の特性だと思います。

論理的思考が出来なかったり、弱い人とって、勉強でも仕事でも損をするんじゃないかいと思います。

ただ、そういう人って、これから論理的思考を身につければまだまだ成長の余力が残されているので、チャンスに溢れているというのも事実。

論理的思考を身につける上でのいい訓練方法が書いてある本があったので、オススメします。



この本は超有名な作品で、ここに記載されいてる成功哲学は僕も勉強になることが多いので、マンガや受験生向けのものだと軽く見ずに読んでみるといいと思います。

この11巻には、論理思考トレーニングで面白いことが書いてあります。

1)朝に新聞の社説を読み、社説で組み立ててある論理を頭に入れる
2)夜にその要約を書く。文章は一文二義(二つの意味を持たせる。一文一義でもなく一文三義でもなく)で書く。慣れてきたら英語で書く。

読む力と書く力がつくとのことです。


次は、この本。



論理エンジンについて書かれた本で非常に勉強になります。

この本の中に要約のストックについて書かれています。

話は簡単で、
1)ノートを用意します。
2)ノートを開き、左側のページに要約を、右側のページに自分がそれを読んで思ったことや感じたことを書きます。

何の要約かというと、読んだ本、新聞雑誌の記事、テレビ番組、なんでもいいとのことです。
このストックをたくさん作っていく過程で論理的思考が身につくとの事です。
本書の本題の「論理エンジン」を理解した上で、これをやった方がいいと思います。




僕は二つの本を組み合わせて、新聞の社説で毎日要約のストックを作っています。
かつ、新聞の社説は朝、音読をすることにしています。
その方が眠っている脳がすぐに活性化するので。

時勢にも詳しくなるし、論理思考の訓練にもなるし、一石二鳥です。
プレゼンやスピーチをするのが楽になってきたような気がします。

新聞でも社説の質って結構差があるので、調子がいい日と悪い日があるんだなーとか分かるようになってきました。

いつもは日経新聞の社説だけですが、今日は休日なので、読売、朝日、産経でもやってみました。

1つのネタに対して各紙主張が違うので、これだけいろんな見方があるのかーと思って、びっくりしました。共通項は真実なんだろうなあーと思いました。

たとえば、志賀原発運転差し止めの問題では、原子力安全委員会が「耐震設計審査指針」を今の時代にあわせたものにする、というのが各紙共通の認識でした。
地裁の判断については、賛否両論でした。


標語

2006-03-25 03:09:46 | 書評
3月は日本は忙しいですね。久々に更新しました。

今日はこの本について。



一昔前に母校のラグビー部が強い時代が続くなあと思っていたら、気付いたら早稲田ラグビーはすごい強い時代に変わっていました。

選手の貢献も非常に高いとは思うのですが、早稲田を強い時代に導いたのは、間違いなく、熱きラガーマンであり、強力な指揮官である清宮さんという人物を得たからだろう。


この本を読んでその軌跡を感じることができました。
いくつか勉強になった点があったのですが、その中でも今日は「標語」について。


会社やスポーツチームなどの組織って標語をもっていますよね。
うまく活用できている組織もあれば、形骸化している組織もあればいろいろですね。

早稲田大学のラグビー部は、「Ultimate Crush」
非常に的を得ていて、うまく結果にも結びついていて、これは成功事例だと思います。また、そのコトバができるストーリーにも感動が隠されていて、心を動かされました。

僕は会社ではまだ用意できていないのですが、一昨年から毎年誕生日のタイミングで標語を考えています。

30歳を目前にした29歳のときの標語は、「一日一日を大切に」
20代最後の一年に後悔を残したくなくて、この言葉を毎日心に刻むことにしました。

30歳の標語は、「謙虚」
30歳になって、20代の経験を経て、ちょっと自信過剰気味になってきた自分、環境に慣れてきてしまった自分、分かったつもりになってしまった自分を戒め、まだまだ貪欲に成長するためにこの言葉を選びました。

31歳の今年は、「限界突破」
自分の中で勝手に作ってしまっている限界を「一個でも多く突破してやるぜ!」って気持ちで決めました。
この一年でどれだけの限界を突破できるか、日々奮闘しています。


標語って、自分に対する誓いだと思います。
誓いなしで漠然と一日一日を過ごすよりは、あった方が人生が充実すると思います。

早稲田大学も、「Ultimate Crush」という誓いをしたから、ここまで来たんだと思います。