夢への道筋

青臭いけど、人が夢の実現のために発揮できる力って無限。夢を実現するための方法論について徒然なるままに。

起業家としての戦い方

2009-12-13 22:39:58 | ちょっといいはなし
時代を先取りし過ぎて負けるのは起業家らしい負け方だ。時代に追いつけず負けるのは起業家ではなくなってしまった瞬間だ。

時代を先取りするにしても最低限のルールがある。それを板倉氏の
「社長失格」を読んで学んだ。

①外部資金に依存しない(コントロールできる範囲しか調達しない)
②市場規模を無視した予算(特に売上計画)をつくらない
③顧客、従業員を軽視しない(VC、銀行、證券、メディアばかりに時間を割かない)

この3つさえ出来ていれば、あとは自分の信念を世に問うために邁進するのみ。

経営と仕事の違い

2009-12-12 04:15:03 | ちょっといいはなし
今日はタクシーの運転手からのいい話を聞けた。神の啓示かもしれないと思った。

このタクシー運転手は、資産家で、年に3本ぐらいの設計の仕事をしていて、家族5人のガソリン代だけで毎月25万円ぐらい使っていて、奥さんはジャガーに乗っているらしく、彼は仕事をする必要がないのだが、2年ぐらい遊んでいたら、人間がダメになってしまったので、毎日仕事をする必要性を感じ、タクシー運転手をしていると言っていた。

彼は、自身はITのことは分からないが、ITの会社の経営をすることは出来る自身があると言っていた。彼自身は、設計の仕事をしていたときに、設計の仕事は良くできたが、経営がその当時出来たかというと、経営はできていなかったと言う。


彼は、「仕事」と「経営」の違いに気づいたという。

僕は彼に「経営とは何ですか?」と思わず本気で聞いてしまった。
彼は、「ヒトをつくることとヒトを使うこと、それに人間性を磨くこと」だと答えた。思わず僕は「深いですね。」と言ったら、彼は「これは当たり前のことで、実は浅い話だよ。」と返されてしまった。

「孫さんや三木谷さんと同じぐらい堀江さんは頭がいい人だったが、人間性では彼らの方が上だったんだろうね」と言っていた。


そして「仕事ができる社長は多いが、経営が出来る社長は少ない。」とトドメの言葉をもらった。

要は「ヒトをつくることとヒトを使うこと、それに人間性を磨くこと」のはずなのだ。

今日は、何だか原点を改めて考えさせられるきっかけをもらった。