夢への道筋

青臭いけど、人が夢の実現のために発揮できる力って無限。夢を実現するための方法論について徒然なるままに。

勝利の喜び、敗北の悔しさ

2006-06-24 11:28:13 | ちょっといいはなし
サッカーのワールドカップについて。

普段、それほど熱烈にサッカーを応援したわけではないのですが、日本が決勝トーナメントに進出できなかったのは非常に悔しかった。

ジーコの言っていたオーストラリア戦最後の8分は本当に痛恨の極みだし、クロアチアで点が取られなかった事はよかったものの、点が取れなかったこと、そして、ブラジルには子供扱いされた。3戦ともすべて悔しさがこみあげてくる。でも、やっぱりともかくオーストラリア戦が特に悔しかった。

94年のワールドカップは、はじめて出場できそうな気配があっただけに、アジア予選での敗北に打ちのめされた。
98年は出場できた事だけで満足してしまい、負けてもあまり悔しくなかった。
02年は初の勝利、そして、決勝トーナメント出場に歓喜した。しかし、地元開催だったのもあり、実力以上の結果が出たのかもしれない。
06年は、ともかく悔しさだけが際立った。

勝利の喜び、そして、敗北の悔しさ。
その両者を体験し、理解し、行動に移すこと。
勝利には歓喜し、チームを褒め称え、敗北には厳しい態度で批判や悔しさをぶつける。
サポーターも選手も一体となって、長い時間と濃い密度でそういったプロセスを経験していく中で、真に強い日本代表が育まれると思う。

「Jリーグ百年構想」という言葉があるが、長い時間をかけて文化として強い日本代表が育まれる環境が出来るといいなと思う。喜びも悔しさも含めて、多くの日本人にとってサッカーは不可欠なものにどんどんなっていると思うから。




そして、同じ事は会社にも言えると思う。
勝利の喜び、敗北の悔しさ。
会社のステークホルダーがそれぞれの立場で勝利を喜び、敗北を悔しがる。
どれだけたくさんの人間が、どれだけ多くの時間を、どれだけ高い質で考え、行動出来るのか?そして、敗北の悔しさを心に刻み、勝利に向かって突き進めるのか?

ワールドカップを通じて、そんな組織風土がとても大事だなと思いました。



この悔しさを胸に2010年南アフリカへ。
うちの会社も自分自身も2010年、今よりももっともっと成長していたい。

Happy birthday, AIP ! (祝創業9周年)

2006-06-18 20:40:19 | ちょっといいはなし
今日はAIPが設立されて9歳の誕生日です。

昨日は、会社の有志10名前後でお祝いを兼ねたBBQが開催されました。
久々のBBQで楽しかったです。塩包みの鯛も食べました。おいしかった!!!

ドッグイヤーといわれるIT業界では、9年は63年。。。

9年目を迎えて、早かったなーと思う気持ちとまだまだ自分が成し遂げた事の小ささに腹立たしい気持ち、両方ありますが、一番率直な気持ちとして、創業時の時の気持ちを思い出すと「まさか9年本当に続けているとは正直思っていなかった」が正直な気持ちです。

この一年もガッツりやりぬき、恥ずかしくない気持ちで10年目を迎えたいと思います。

最後に、

■9年目のコミットメント

1) "must"に集中

 今の自分にできる事(can)だったり、今の自分がやりたいこと(want)はとても大事なのですが、僕はこの9年、その二つをとても大事にしてきたり、その二つをまわりからも自由にさせてもらいました。ただ、やはり僕が置かれている立場を考えると、会社として「やらなければならないこと(must)」に集中しなければなりません。

 mustを忠実に実行し、会社を確実に前進させることに、自分の意志全てを集中させたいと思います。

2)最長三年の法則

 説明や定義が難しいのですが、同じレベルの同じような内容の仕事を長い時間続けすぎても、成長はないな、というのがこの9年でいろんな人たちや自分自身を見ていて、思ったことでした。

「石の上にも三年」という言葉があるとおり、ある程度継続して経験をを積まないと次に進めないのも事実ですが、必要以上に長い同じような事を同じレベル感で続けることは「現状維持的な思考や行動の習慣化」を招きます。

この習慣化は、僕のこれまでの価値観では最悪&最低です。特にドッグイヤーのITベンチャーでは。

常に上を向いて、常に前を向いて仕事をしていると次のステージへの扉が眼前に開かれてくるんじゃないかなーと思います。
僕の経験では、早ければ1年、長くても3年で扉が開かれました。心地よさの延長線上に次の扉はなく、苦しみの末にしかなかったけど。。。

次のステージの扉は、他人から与えられると思っている人が世の中には思ったより多いなーと思いました。

上司から与えられるもの、会社から与えられるもの、業界から与えられるもの、景気から与えられるもの。逆に得られないときも上司のせい、会社のせい、業界のせい、景気のせい。

ありえません!
自分の成長は、他人がどうあれ、環境がどうあれ、自分で機会を発見し、自分でモノにするしかないのです!!!
(と、自分にも言い聞かせる)

僕自身は、前回の扉は約2年前に発見しました。遅くとも、残りあと1年で次の扉を開けなければいけません。次の扉は視界にはギリギリはいってきました。ブレずに突き進む行動あるのみ。


3)創業のDNAを引き継ぎ、発展させる

 気付くと創業からの役員は僕一人だけ。重責&重要だと思っています。

 僕がたちが創業のときに考えた志だったり、夢だったり、世界観だったりの中で今のこの時点でも通用するもの、未来でも通用するもの、こだわらなければならないもの。

 そうしたものを取捨選択し、しっかり現在のメンバーに受け継いでもらう事組織の価値観に埋め込んでいく事、そして、それをさらに洗練させ力強くどこに出しても恥ずかしくないものに発展させること。しっかり先導役を務めたいと思います!!!