国語塾長、情報集めて考えます・書きます的ブログ

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落葉・・今頃、思い出す詩

2020-11-21 22:29:40 | 国語的随想
ヒマラヤ杉
針葉樹ですが、黄葉して落葉します
(悠久山にて)




落葉
      ポール・ヴェルレーヌ
      訳 上田敏 『海潮音』より

秋の日の
ヰ゛オロンの    ※ヰ゛オロン=バイオリン
ためいきの
ひたぶるに
身にしみて
うら悲し。

鐘のおとに
胸ふたぎ
色かへて
涙ぐむ
過ぎし日の
おもひでや。

げにわれは
うらぶれて
ここかしこ
さだめなく
とび散らふ
落葉かな。

極めつけの晩秋の詩、ですね。
今頃の季節の、薄暗い雨の午後はこの詩の気配が漂う新潟。
ほぼ初冬です・・・

また我慢の季節がやってくる。
コロナの我慢、雪の我慢、寒さの我慢
我慢、我慢だ・・やがて春は来る。




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小雀になってはならない

2020-11-19 09:52:00 | 世相雑感
昨日の悠久山で見つけたキノコ
もちろん、みるだけ
(ただ、印象としては無毒な気がする、大昔、祖母とキノコ取りに行くとあれこれ教えられた)
山栗のように簡単に採取はできません




イッサ3のグループがやっている論理エンジンテキストの中で「マス・メディア」というセクションの中の課題文に次のような箇所がある。
ごく一部の引用です・・・

小さな小雀が飛び回る小さな虫を夢中で追い回していることがある、大きな猛禽が小雀をつかまえようとうかがっているのも知らずに・・・。テレビも動く画だ。私たちは小雀になってはいけない。より大きな権力に狙われる。




次のたとえは何を具体的に、何をさしているか。
小雀
飛び回る小さな虫
猛禽


これを読んでいらっしゃる方も考えて下さい。
「小雀」と「猛禽」は文中に答があります。
「飛び回る小さな虫」は、この文の七,八行先まで探しに出かけないと見つかりませんので、地頭で考えてみて下さい。


小雀・・・・私たち
飛び回る小さな虫・・・・マス・メディアから提供される情報
猛禽・・・大きな権力


今、日本の社会、日本に住まうテレビや新聞よりの受動的情報しか得られていない人たちは、小雀状態かな、はっきりいって。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アメリカ大統領選の結果の報道

次期大統領のバイデン氏、といい続けているが、正確には、いまだ次期大統領予定者は決まっていない。アメリカでは、アメリカ連邦調達局(GSA)が決定した大統領予定者の要請を受けて、政権移行に動くらしいのだが、このGSAがバイデン氏の要請を「まだ決定ではない」ということで拒否している。
理由は、まだ開票が確定されていな州がある、トランプ氏側よりでた投票不正疑惑の訴訟係争中であるから。
まだ開票が確定されていな州がある・・・についても、単に投票の数だけで決まりではないらしい、投票数を受けて、州議会が承認しないと確定とならないのだとか。で、不正疑惑が濃厚で更に共和党が強い州議会は承認しない可能性がある、という話まで出ている。

故に、まだ未確定というGASの判断は正しいし、日本マスコミはこれを報道すべきなのだ。
ちなみに、バイデン氏側はこれを不服として訴えるといっている。(もう訴えたのか知れないけど、その後の情報は私は知らない)

トランプ氏は争訟を起こして.次々と敗訴、または訴え棄却


この情報は正しい。
しかし、裁判官が民主党の州で、である。
日本でいうなら、いわゆる地方裁判での訴えの件。
もちろん、地方で負けて却下されてもその上に訴えればいいだけの話で(日本と同じ)、最高裁まで継続できるわけだ。
日本の報道は、トランプが往生際が悪いとか自己中だとか、感情的ことを言っているけど、そういうことではない。当然の権利を双方が主張して、行使しているだけだ。
よくいわれるけど、アメリカは訴訟社会である。(→こう言うことをしたり顔でいっている評論家までこの件は感情論で済ましているようだけど、どうなっている?二枚舌使いですか)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以下の小説家百田尚樹氏(ベストセラー「永遠のゼロ」の作者)の意見(Twitter)に賛成だ。
基本的には、百田尚樹氏は好きではないですけど・・・これはうなずける。

(前は省略)先立つ投稿で百田氏は「私は今回の米大統領選では、大規模な不正があったと思っている」と立場を説明し、「だからそれを何度も発信している。もし不正があり、それが暴かれなければ、米の民主主義が終わり、世界が大変なことになるからだ」と記した。

 「私には、なぜ保守論客たちがこの不正疑惑を追及する者を小馬鹿にするのか、本当にわからない」と指摘。
そのうえで「もしかしたら不正はなかったかもしれない。しかしここまで大量の疑惑が出ている限り、真相を突き止めてほしいと思うのは当然ではないか」と訴えた。
(ヤフーニュースより)

ほんとにそう。
実際、亡くなった南米ベネズエラの大統領チャベス氏が再選のために作った投票修正ソフトに連なる「ドミニオン」というマシーンが今アメリカでは大問題となっている。
あと、CIA開発が他国の内政をコントロールするために作った投票数改ざん不正ソフト(ハンマー/スコアカード)も使用された疑惑もある。
全部で16項目の不正があったようだ、と断じているアメリカ保守系メディアもある。
しかしまあ、アメリカの大手メディアも日本と大差ない。日本のメディア、アメリカに追随していると言ってもいい。自分たちで考えろ、情けない。

これらを裁判に訴えるというのは、両大統領候補にふつーに認められた権利であろう。
私たち日本人は、正確な情報を得た上で眺めているのが正しい姿勢かな、と思う。

投票による選挙によって代表を選ぶ、は民主主義の大根幹である。
その投票に不正があった、操作されている・・・追及されずに疑惑の中で政権移行すれば他国でも同じことが起きる。(実はもう起きているけど、直近ではベラルーシ・チャベスは不正ソフトを他国の独裁者に販売していたという。実は日本でもすでに使われているんじゃないか、という話もあるし、他人事ではない)これは本当に民主主義のおわり、世界は一気に全体主義に移行するってこと。
正義の滅亡、といってもいい。
私は、基本的人権は失いたくない。(→私の、不正があったなら追及して罰するべし、という考えの基本はこれです、まあ一種のエゴイズム?かな、しかしこういうエゴは大事な気がするけど)
たとえばの話、こう言うことも書けなくなるのだから・・・
そういう世界になるなら、早々に現世を退去したい。



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ネアンデルタール人の遺伝子が、コロナに関係しているらしい?

2020-11-18 18:24:33 | 世相雑感
お祈り、お祈り
困ったときの神頼み・・状態でコロナが蔓延し始めている


本日、コロナ感染2056人だそうな。

関東地方の友人たち、コロナ鬱という。
感染者の数考えれば当然だけど、新潟も200人を軽く超えている。
更に、新潟市で高齢者施設のクラスターもでてしまった。
幸い、軽症者のみというけど。

もう一度確認。
濃厚接触とは
●マスクなし
●1メートル以内で、対面する状態
●15分以上のおしゃべりや会話する
です。

こうなら無いように、生活すべし。
もちろん、マスク/うがい/手洗い/消毒などは緩んでいるところを再度ひきしめ。
更に、自分も周囲の人も感染しませんようにと、お祈りしましょう。
(私はしています)
そして、医療従事者の方々、ありがとうございます。


・・・ネアンデルタール人とコロナウイルス
           おもしろい記事を見つけたので、要約します・・・・・・・
ヤフーニュース【パリAFP=時事】より
約6万年前にヒトゲノムに挿入されたネアンデルタール人の遺伝子の断片が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化リスクを高めることが分かったとする研究報告が9月30日、英科学誌ネイチャー電子版に発表された。
ネアンデルタール人から受け継いだ遺伝子コードを保有する人が新型コロナに感染すると、人工呼吸器が必要となる可能性が3倍高くなるという。今回遺伝的要因も影響し得ることが明らかになった。
 報告書の共著者で独マックス・プランク進化人類学研究所の遺伝学研究分門トップのスバンテ・ペーボ氏は「ネアンデルタール人の遺伝的遺産が、現在のパンデミック(世界的な大流行)の中でこのような悲劇的な結果をもたらしているというのは衝撃的だ」と述べている。
(ちなみに、ペーボ博士は、ネアンデルタール人の遺伝子の再現だったかの業績あり。世界的な遺伝子の権威)  
 この研究では、ネアンデルタール人の遺伝子断片に伴うリスクが地球上に均等に分布しているわけではないことも判明した。この遺伝子断片を保有する人の割合は、欧州では約16%なのに対し、南アジアでは約50%に上り、バングラデシュでは63%と最も高かった。また、東アジアとアフリカでは、保有者がほとんどいなかった。

ネアンデルタール人とは・・・WIKIより
旧人類。約40万年前に出現し、2万数千年前に絶滅したとみられる。
ヨーロッパ大陸を中心に西アジアから中央アジアにまで分布しており、旧石器時代の石器の作製技術をもっていた。

ネアンデルタール人は、以前から興味があった。
その昔、新聞記事だったかで西アジア(トルコだったか?)で見つかったネアンデルタール人の墓地で、死者を悼んで花が捧げられていた、という記事を読んだから。
メンタル、私たちと同じです。
アマゾンで、本を探して読もうと思う。

アジア系の感染者と死者が少ないのは、この遺伝子がファクターXになっていたのかも知れない。





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YouTube「秋たけなわ」をアップ

2020-11-16 15:01:35 | YouTube 国語塾もへじちゃんねる
国語塾もへじちゃんねる 「秋たけなわ」~悠久山です~

たけなわ・・・真っ最中のこと/物事のピーク

春たけなわ・・・桜をはじめとして、百花繚乱(ひゃっかりょうらん)の時
宴たけなわ・・・宴会のもりあがり最高潮の時

秋ほど「無常」を感じる季節はないですね。
とても敏感な人は、もしかして、5月のような初夏の頃に感じるかも・・ですが。

実家におかず宅配にいった後に、よく悠久山に寄り道します。
そして、歩き回ってきます。
子どもの頃から馴染んだ地です。
ウィークデイの昼間は人気が無く、しーんとして鳥の声だけが聞こえるところもあります。
忙中閑あり。
私の憩いの地、悠久山。
錦秋(きんしゅう)真っ最中を未熟ですが、動画にしました。
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今日のネットニュースの見出し
「マイナカード、免許証との一体化を前倒しへ 首相が指示」
はあ??

こわい、こわい。
何だか、先に行って保険証も一緒にするっとかって・・・
みんな一緒だと、紛失とかの時が怖いけど。
別々だから、1つの被害でいいけど・・一緒だと、これはえらいことになる。
何がしたいんだ?菅政権。
誰もこんなことを求めてちゃいない。
コロナ対策、経済対策、自殺防止対策・・・
こういうことを早急にしてくださいよ。
これが国民の切なる願いですわ。
管さん、もしかして安倍さんよりたちが悪いかも。

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15日より「小春日和」解禁(^0^)

2020-11-14 14:06:53 | 国語的随想
秋はいいですねえ・・・



「小春日和」
 こはるびより、とよむ。
春の言葉みたいですが、今頃に使用する言葉である。

秋の終わりから冬の始め頃にかけての穏やかで春のように暖かな日のこと。
先日朝のラジオで、天気予報士がまだ遣ってはいけないのですが・・といって小春日和を遣っていた。
え?と思ったら、彼女曰く、陰暦10月から使用可、ということらしい。
陰暦10月(神無月・出雲は神在月)は、明日15日からだ。
15日は、七五三でもある。

「徒然草」の155段
「十月は小春の天気,草も青くなり梅もつぼみぬ」
十月(陰暦)は春のような暖かな日和だ、草も青く芽吹いて梅もつぼみを付ける。

梅のつぼみはみませんが、桜は咲いている。(多分、四季咲き桜)
悠久山の松の下の苔は緑が濃くなっている。

兼好法師のいうとおり。

さて前述したように、15日より神無月が始まり、小春日和使用も解禁。
小春日和とともに、今頃つかいたいのが
「釣瓶(つるべ)落としの秋の夕暮れ」
「秋の暮れは、釣瓶落としだ、すぐに暗くなる」
意味
秋の日がアッという間に沈むことを井戸に落とす釣瓶(釣瓶/井戸の水をくみ上げるときにつかうおけ)にたとえていった言葉。

ちなみに、ボジョレーヌーボーの解禁は、今年は19日である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本のマスコミは、アメリカ大統領選挙の票数確定で次期大統領バイデン、とうってはいるが、正確にはまだ決まっていない。
先日、トランプ大統領の報道官マクナニーさん(めちゃきれいな人です)が、トランプYouTubeで200以上の不正の宣誓供述書を持って、訴訟中といっていた。
これが全て決着つかないと、正式には決まらない。
多分、最高裁にまで行くはずだ。
12月にずれ込みだろう。
それとBLM(Black Lives Matter/黒人の命を大切に)の代表が、バイデンさんに選挙協力したから、見返りをという声明を出したとかいうし。
これって、不正の協力です、多分。
こんなんばかり。
確実に言えることは、バイデン氏になったら日本も台湾も遅かれ少なかれ、中国の闇に飲み込まれるだろうということ。
これはねえ・・勘弁してほしい。
基本的人権は無くなるしさ、気軽に実家の帰りに蒼紫神社にお参りもできない。
中共は信仰弾圧している。
共産党宣言で、マルクスはいっている「宗教はアヘンである」(アヘンは麻薬)
ソビエト時代のロシアも宗教は弾圧されて一切認められていなかった。
中国共産党政府によって、仏教(チベット仏教)/キリスト教/イスラム教/法輪功(仏家式気功グループ)はみんな悲惨な目(例・承諾なしに生体からの臓器摘出)に遭っている。
「Seven years in Tibet」(中国では上映禁止)の中共軍の野蛮そのもののチベット侵攻のシーンが忘れられない。
あの、チベットになりたくないなあ・・



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