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私も書いてみました(^_^) 小論文

2021-03-20 20:15:01 | 国語的随想
土筆(つくし)ぼちぼち顔を出していますかね?



高校生チヨグループ、、「デイリー新潮」ネット記事よりひろったひろゆき氏の「古文漢文不要論」を記事にしたものを読んで800字程度の小論文を書く学習をした。

私も書いてみた。
【条件】
時間は40分
800字
ただし印刷や保存の関係もあるので、手書きではなくてパソコンで書く。

::::::::::::以下です::::::::::::::::::

ひろゆき氏は読書家である。影響をうけた1冊に「五輪書」をあげている。この書は、剣の達人宮本武蔵が書いた兵法指南で江戸時代初期に書かれている。「古文・漢文不要論」を口にしているひろゆき氏だが、実はそこから生きる知恵をもらっているのだ。彼が古文・漢文不要教育を受けたら、こういう出会いはあったのだろうか。
 さて、彼は「義務教育に」と前置きして不要と述べている。義務教育は、日本国憲法に保障されている権利であり、義務でもある。「1人の人間として成長していく過程で人格を完成するために必要な学習の権利」と位置づけられている。これは義務教育の「美しき側面」である。もう1つの側面として「国家を支える質のいい労働者を育成する」がある。いってみれば、社会のよきパーツを育てる、ということである。イギリス産業革命期に義務教育が始まったという起源を考えれば、なるほどとうなずける。ちなみに、私はこの産業革命と義務教育の関係を大学の講義で知った。目から、うろこが落ちた瞬間であった。
国家上層部は、羊のような社会のパーツを求めて義務教育や高校教育に「実利」「実用」を入れたいと意図しているのかもしれない。ひろゆき氏も上から目線の発言が多い人だから、そのあたりは合致するのかもしれない。それにしても、自分の生命・社会的危機で救いになるのは失業保険の受け方だろうか。状況を判断し、どう動けば問題解決につながるのかを自力で考えて行動に移す能力ではないか。どうだろう。
「人はパンのみにて生きる者にあらず」という聖書の有名な言葉がある。精神を育て深めることの大切さを教えている。著名大学の学長が卒業式ではなむけとして贈る言葉の一つだ。古文・漢文はわからない、テストで結果が出ない、受験にない・・・だから無駄というのは早計だ。わからないことと闘った!それは決して無駄ではない。充分にあなたという人間の肥やしになっている。私は、心育ての糧の一つとして、古典(古文・漢文)を捉えたいと考える。


反省・・お粗末様でございます。
字数18字オーバー。減点対象。
30分で書けた。しかし1000字を越えていたので、800字へ削っていくうちに時間切れとなった。
学生時代、教育学専攻・教育哲学ゼミ所属。

高校生グループには「古典や漢文についてろくに書かないうちに800字完了してしまった、もう1本書く」と予告しました。
絶対にもう1本800字から1000字でくらいで書く予定です((^_^))

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本年(2021年4月より)の募集に関わる記事

2021年度募集要項

新年度の入塾希望者(話を聞きたい方も含めて)の面談日程(3/4月)と休止期間について

もへじは少し変わります、そして今後は?


リンクしておりますので、プチッとな、してご覧下さい。


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今日はお彼岸(中日)でした。
実家でおはぎを御供えして、お経よんできました。
旅だった父や弟たちが瞼の裏に浮かびました。
「帰ってきている」ようです。
春分の日でもあります。
日脚がどんどん延びています。
地震、来ましたね。
宮城県、何だかコロナ感染者が多いし、避難所が心配。。

地下鉄サリン事件から26年。
はやいなあ・・・
今も後遺症に苦しんでいる方、おられるようだし、ご遺族は・・時間が過ぎて忘れられていくのが切ないだろう。

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