意趣返しはおてやわらかに

11／5は下北沢本多劇場に、劇団岸野笑組公演「意趣返しはおてやわらかに」を観に行って来ました。
大衆演劇の香ぷんぷんでしたが、いやぁ、思いっきり笑って来ました。ストーリー云々は単純と云えば単純なんですが、間がいいんですね。
惜しむらくは転換が多過ぎかな、と云う事。セットが大掛かりなので仕方ないのでしょうが、どうしても気持ちが切れてしまうので勿体ないなぁ、と。
しかし梨香ちゃんはパワフルでした。元々達者な人ですが、正に水を得た魚のようでしたね。「得意分野でしょ？」と云ったら「ええ～、そんなことないよ～」と笑ってましたが。
くじらちゃんのおじさんメイクも似合い過ぎ。最高です。

作／観世桂男　演出／岸野幸正
出演／岸野幸正　折笠愛　松本梨香　大倉正章　志賀克也　くじら　吉水孝宏　奥戸裕子　桝中玲　香坂千晶　草尾毅／村上佳之　上岡昌雄　熊谷嘉治　大泉龍也　磯部由江　中村美緒　村山美香　荒木舞子

お父さんの大切な玩具

本物はいずれ又アップしますが、我が家には3台のバイクがあります。
1台は、前に写真を載せた私のビラーゴですが、もう1台はお父さんの街乗り用スズキの「バンバン90」 、最後の1台はハーレーの「FLSTC2000」です。
バンバンは40年くらい前の物を中古で手に入れたらしく、お父さんが自分で色を塗ったりパーツを買って手直ししたり、かなり大事に乗ってます。
厳ついおじさんが、小っこくて可愛いバンバンに乗っているのは、ワタクシ的には凄く好きだし似合ってると思うんですが「ちょっとそこまで芝居を観に」なんて時は、私のバイクの方がごつくて大きいのでちょっと笑えます。
ハーレーは遠乗り専用ですね。お父さんがハーレーを買ってから、周りでもハーレーを買う人が現れたり、「実はハーレーオーナーです」なんて人もいて、意外にもその数が多いのにびっくりしたり。
最近は出番がなくて駐輪場のディスプレイと化しているので、たまには走らせてあげないと拗ねてエンジンが繋からなくなっちゃってるはずです。
お父さんの大切な玩具と云うか唯一の財産ですが、バイクは走ってナンボ。
磨くばっかりじゃ駄目ですよね。

子猫の思い出

猫ベッド、使わないなぁと思っていたのに、いつの間にかアッシュが寝るようになっていました。
以前のロン君の写真と見比べて頂くとよく判ると思いますが、本当にデカイです。
アッシュが我が家に来たのは生後1ヶ月半の頃。まだ真っ直ぐ歩けなくて、がに股でヨチヨチしていました。足が縺れて尻餅を着いたり、興奮すると横っ跳びしたり。
ロン君とララは突然現れた子猫に警戒し、ララは「シャーッ」だの「フーッ」だの歯を剥いて威嚇し、部屋の隅に逃げ込んでいました。
無遠慮にロン君に戯れついたアッシュは、思いっきり猫パンチで跳ね飛ばされても、キョトンとして何が起こったのか理解していない様子。気にすることもなく何度も戯れついては跳ね飛ばされ、を繰り返し…
子猫の警戒心の無さは偉大ですね。その内大人2匹が諦めて、頭から踏まれようが尻尾をかじられようが知らんぷり。いつの間にか市民権を得ていました。
あっという間にロン君より大きくなったアッシュでしたが、序列に従順だったのは以前書いた通りです。
普段、お父さんと私の膝の上はロン君の指定席だったので、私がトイレに行くと必ず追い掛けて来て、ここだけは自分のテリトリーとばかり、抱いてくれと膝に登っていましたが、最近は全く来なくなりました。
大人になっちゃったんですかね？子供の成長を嬉しく思いつつ、寂しさが拭えない母親の心境、って感じでしょうか？