強い台風16号は、鹿児島に上陸し大きな被害をもたらしています。
四国南部に近づいていると報じています。
昨日(9/19)は、敬老の日でした。
読者の中にもおられるかもしれませんが、とうとう、私自身もこの日の対象者の一人となっ
てしまいました。 市では、“長寿を祝う会”と称して、今年、百寿、白寿、米寿、喜寿に
なった人たちを招待した式典が催され、私も招待に預かり出席してきました。
長寿を祝う会
式典は、第1部と演芸の第2部がありました。第1部では、市長、市議会議長ほかのご挨拶が
ありましたが、「・・皆様方は、戦中・戦後の激動期を生き抜いてこられ、今このようにお
元気で・・・今日あるのも、皆様の・・・ 心から敬意を表すとともに、深い感謝を申し上げ
ます。」のような、文言を聞いて、“あぁ、そうなんだ。 世間的には、そのような位置づけ
にあるのだ。” 普段何気なく、そのようなことは思いもかけずに過ごしている身には、
改めて、社会の中でそのような位置にいることになってしまっているのだということに気付か
されたのでした。
今年対象になった、百寿、白寿、米寿、喜寿は、2000人だそうで、その内 喜寿が半分の
1000人強いるそうですが、百寿は15人ということでした(市の人口は、13.7万人)。
式典の開始は、9時半ですが、受付が9時からでしたから、受付を済ませてホールに入ると、
ステージでは既に、市の吹奏楽団による 馴染ある曲が演奏されていて、退屈しないよう生演奏
のウエルカムミュージックで会場を盛り上げていました。
対象者のうち今日の参加者は、雨模様もあったせいか、約500人弱といったところで、市民会館
のホールは半分ほどの入りとなっていましたが、年寄りばかりの客席は、まさしく高齢化社会で、
ちょっと異様な感じもありました。 ご挨拶が終ると、演歌に合わせた舞踊の華やいだステージ
に変わり、最後には小学生による合唱で締めくくられました。
第2部は、演芸の部で、落語2題があり、前座に続いて、林家木久翁 師匠の熱演がありました。
この人は、喉頭がんで、声を失ったそうですが、無事回復されて、力強い声で、有名人の物まね
なども入り 達者な話芸に久しぶりに大笑いしました。 木久翁といえば、その昔、ニューヨーク
で、木久蔵時代の、 “木久蔵ラーメン”を食べたことを思い出しました。
毎年、そうなんでしょうけど、その年の長寿の節目を迎えた人たちに、“祝い金”が振り込
まれていました。ありがたいことではありますが、芯から喜んでいて良いものかどうか・・
とも思えるのですね。 しかし、このような催しが行われ、そこに元気で参加できる自分に
改めて感謝と喜びをも感じるところではありました。
昨日は、終日降ったり止んだりの、彼岸の入り。 先日、種を蒔いた“ダイコン”は、緑の
双葉が出そろっていました。
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