蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

レッド・サン  (bon)

2019-12-12 | 日々雑感、散策、旅行

 先週(12/3)BSで、映画を観ました。 ご存じの方もおられると思いますが、私は初め
てでした。『レッド・サン』 赤い太陽です。

 1971年公開のフランス・イタリア・スペイン共作の映画(配給はパラマウント)です。
ウイキペディアによれば、太陽は、欧米では黄色が多いそうですが、日本人は赤色で描く
ことが多いことから、レッド・サンは、日本人を意味しているとありました。

             (ネット画像より)

 舞台は、アーリーアメリカンの西部で、金貨を輸送する郵便貨車に一輌だけ豪華風な客車
が連結されていて、途中、強盗団に襲撃されるところから物語が始まるのです。
 主役が3人いますが、三船敏郎、チャールズ・ブロンソンそしてアラン・ドロンの 3大
スターの夢の競演で、三船はチョンマゲ、羽織袴に長ものをさしているし、ブロンソンは、
当時の西部姿で、ドロンは、騎士のようなおしゃれモード。 この3人が、ピストル、ライ
フル、刀、を振り回したり、広い西部荒野を馬で駆け巡る ストーリーは単純ですが、大変
面白い娯楽映画でした。
 日本人の、外国から見ると、やや異質に思える、主君に仕える忠誠心や精神性に価値を
置くなど、日本人をフィーチャーした構図になっています。

 ウイキペディアに、『 三船プロがパラマウント映画、に対し三船敏郎主演の侍を主役に
した西部劇の企画を持ちかけたのが1965年の事であった。製作者は、この企画に賛同したが、
当時アメリカ本国やイギリスでは007を中心にしたスパイ映画ブームが起きており、西部
劇(しかも侍が主演の)に興味を持つものは少なかった。しかし、製作者は諦めず、遂に
フランスの製作者と合意して実現した。(一部割愛)』とありました。

 日米修好の任務を受けた坂口備前守日本全権大使一行が、この郵便貨車の客車に乗って
いたところに、強盗団が金貨を略奪しその余波を受け、家臣が一人撃ち殺されたほか、帝
から大統領へ贈呈すべき宝刀が奪われてしまうのです。三船は、一行の家臣、黒田重兵衛役
で、無口ながら英語をしゃべりまた理解できるのです。 強盗団のトップが、ドロンで、
仲間割れしたブロンソンと三船がギスギスしながら共に、トップ(ドロン)を追ううち、
二人は次第に気心が通じ合ってきて、二人してドロンを追い詰めるという筋書きですね。

       (ネット画像より)

 三船は、最後、ドロンとやり合って、打たれて死ぬんですが、取り返した宝刀は、ブロン
ソンが守って、信号架線に括り付けて、ぶらぶらぶら下がっているところで落ちとなる。

 たまにはこのような映画もいいもんですね。

 

 

 

 

 


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