大震災を受けた三陸海岸の被災地の一つ陸前高田市で、被災された多くの住民を励ますかのように満開の紅梅が倒壊した町並みにエールを送っている。
今日は大地震と大津波に三陸海岸が襲われた3月11日から1ヶ月。多くの住民が家族を失い、家を失い、生活の糧を失った。10日現在死者行方不明者合わせて2万8千人、避難者は未だ15万人以上に上る。大津波を被った福島原子力発電所は未だ放射線漏れの危機から何時脱しえるのか全く目処が立たない状況にある。日本中が沈滞ムードに浸っている。
今回の巨大地震と大津波で日本そのものががたがたと揺れ、その日本の社会システムの脆弱なことを暴露した。日本は世界2番目の経済大国であるとか、医療レベルも世界一であるとか、環境立国であり、世界一の科学レベルであるとか、安全安心な国であるとか、品格思いやりのある国であるとか、マスコミが盛んに喧伝して、国民もそのように思ってきたが、自画自賛であり、日本は世界の常識から外れた国であることが今回の災害で明らかになったのである。
このようなことに、日本国民が気づき、どんな災害や人災にも耐えれる国のシステムを構築すれば、当に、災い転じて福となすという、箴言(震源ではない。)を実行するべきときなのである。陸前高田の紅梅も日本にエール投げかけている。
時同じくして、米国のゴルフメジャートーナメントマスターズに初出場した松山英樹(仙台出身)という若者が通算1アンダーの27位で、ベストアマを獲得する快挙を達成、米国オーガスタから、被災地の人を励まし、沈みかえっている日本中に元気を与えた。
サー頑張ろう日本。
音楽も力を与えてくれる。情熱のタンゴを聴いて、元気になろう。
ロリーナ・マッケンニットから・・・情熱のタンゴが元気を与えてくれる・・。