ヒロヒコの "My Treasure Box"

宅録、DAW、ギター、プログレ、ビートルズ、映画音楽など趣味の四方山話

森高千里がライブ活動再開

2012年12月28日 | 森高千里
 9月20日のブログで森高千里について書いたが、その後もセルフカバー200曲に挑戦している彼女の単独ライブがいよいよ行われることになった。結婚・出産等で活動を休止した後、たまに音楽イベントのステージに立つ姿を見たり、最近はテレビの歌番組に出ることもあったが、自身のライブ活動は98年以来15年ぶりである。(妻と私が最後に見てからもうそんなに経つのか…!)先日「渡瀬橋」の歌詞に出てきた八雲神社の本殿が全焼してしまったというニュースが報道されたが、その足利市にて3月に行うそうだ。これは全面的に応援したい。と言っても実際に今回のライブには行けないので、精神的に応援する。40歳代になり、そろそろ「私がおばさんになる」頃でもアーティスト魂を忘れることなく頑張ってほしい。できれば新曲のリリースもお願いしたい。

 さて、最新のベスト盤では3枚組3期に構成されていた森高の楽曲だが、私は大きく2期に分けられると思う。デビューからアルバム「ラッキー7」までを前期とした打ち込み中心サウンド、そして「ペパーランド」からが後期としてバンド的サウンド。後期は森高自らが楽器をプレイするようになり、前期とは全く違った音づくりをしている。前期の中で私が好きなのは「ザ・森高」という準ベスト・リミックス・アルバム。この中の「ザ・のぞかないで」という曲は歌詞がかなりショッキングである。今でいうとセクハラを訴えた怒りソングなのだが、最近のアイドル、例えばAKBなどは絶対に歌わないだろうなと思われる内容の歌だ。また、「非実力派宣言」というアルバムも良い。出世作の「17才」が2バージョン収録されている上に、「夜の煙突」はカーネーションというバンドが曲と演奏を担当しており、エッジの効いたノリの良い曲だ。他にも好きな曲はたくさんあるが省略する。後期の曲は、たくさんヒットチャートを賑わせたのでそれらについて触れるまでもないが、派手な衣装の視覚的イメージがだんだんとなくなり、よりアーティスト志向が高い落ち着いた雰囲気の曲が増えたと思う。逆に言うと、前期の奇抜さや、ちょっと他とは違うという面白さに欠ける気はするが。

 主婦となりママとなった森高が今後どのような音楽活動をするのか。現在が中期だと言えるように、これからも長く活動をしてほしいと思う。


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