吉田修一さんの新作(随分前に出てたけど)図書館に予約してたら
こんなに遅くなりました。笑。
でもね、私の後には87人位お待ちなので
急いで読みました。
「ミス・サンシャイン」 吉田修一 著
お話としては、
20代の若者の成長と、その若者と80代の大女優との
心の交流といいますか、ほのかな恋心的なお話です。
いやぁ、大好きな横道世之介が帰ってきたのかと思う位
すんなりお話に入っていけました。
いつの世も、男の子は銀河鉄道の「メーテル」的な女性と出会い成長していくんだなぁと
勝手に想像しておりました。この作品では一心くんの「メーテル」は鈴さんなんだけども。
結ばれる事はないけれど、人生の中で忘れられない人って感じでしょうか。
美しい鈴さんみたいな人は、数えきれない位の男の子の「メーテル」になれるんだろうな。
久しく、楽しく読書できました。