ロッキーのいない日々

２００３年７月２８日　ロッキーは虹の橋に旅立ちました



１２年間　照る日曇る日、いつも家族の真ん中にロッキーが居ました。
最後の１年間はお父さんに頼りきっての生活。いつも目でお父さんを追い、せつない声をあげて抱いてもらい甘えての日々。歩けなくなってからは寝る時も隣に布団を敷いて交代で添い寝をし、ひとりになることはありませんでした。
そして最後の時も、やはりお父さんが一緒でした。

三人でおいおい泣きロッキーとの別れを惜しみました。

傷心の夫　語録
　俺の５０余年のこれまでの人生においてこんな悲しい衝撃はなかった
　ロッキーが死ぬなんてことを俺は考えた事も無かった
　ロッキーは偉大だった
　ロッキーは俺にとっての最初で最後の宝物の犬だ
　自分でも、これほど参るとは思ってもみなかった。。。

そんな言葉を吐きながら、夫は突然食卓で嗚咽をはじめたり、よく背中を震わせ眼鏡をはずしていました。それは正直言って私にとっても意外なことでした。
そんな想像以上の夫の落ち込みを目の当たりにして深い悲しみに入り込めないでいる私もいました。

日が経つにつれシェルテイに会いたい触りたいそんな衝動にかられ、散歩しているシェルテイに出会うとストーカーのようについていったり・・・
「触ってもいいですか？」と言えず、すでに涙、涙、涙、

秋風が吹く頃には夫も耐え切れなくなり、ロッキーの血を引いた子がいるのではないかと探し始めましたがロッキーはブリーダーさんではなく一般の方から来た子だったらしくわからないままでした。

ある日ふとした事から愛猫を亡くした人と知り合い、その人が夢の中で生まれ変わりの子がいると教えられネットでその仔を見つけ遠く岡山から迎えたという話を聞いたのです。あまり、そういう話を信じたりする私ではないのですが、生まれ変わりその話を聞いてから、むさぼるようにネットの世界に入っていきました。

パソコンはまだ覚え始めたばかりで使い方もよくわからないながらも。そこでお気に入りのサイトを見つけ、かわいい子犬たちにロッキーに似た子を探し始めていました。初めてのたどたどしいを送りました。今の寂しい気持ちと、今度生まれる予定の仔犬の中にロッキーに似た仔が居て欲しい、楽しみにしている旨の。やさしいお返事が返ってきました。シルクさんとの出会いでした。

その後された画像に残念ながらロッキーに似ている仔はいなく、他も色々見ている中でふと目に留まった仔がいました。
里親募集の１歳の子オス。（変わった毛色？！寂しそうなお顔・・売れ残った子？・・なんとなく目の辺りがロッキーと似ている・・・）
マールと出会った瞬間でした