艦隊コレクションというWEBゲーム。
第二次大戦もの+美少女ゲームという
僕の趣味にドンピシャ。
文化系オタクは、この2要素が結構かぶってる
人が多い気がする。
潜在的な需要は昔からあった感じ。
でも実際作るとなると難しいんやろな。
考えただけで手間かかりそう。
結構ゲーム性はしっかりしている。
WEBのゲームなんで、運・サイコロ要素に
どうしても流れてしまいがちやけど、
そん中でもしっかり戦略性を持ってプレイしたり、
育成ゲーにするのかRPG感覚なのか、そういう自由度も
わりに高くてよい。
それから、課金なしで十分遊べるのもかなり良い。
ビジネスモデルとしてはアイテム課金を想定しているらしいが、
それにしては、それほど力が入ってない。
製作者はホンネの所、そこまでこれで儲けようとは考えてないんやろうな。
いまどき、金払ってまでゲームやろうなんていう奴は
少数派。学生は金持ってないし、成人は
よほどのものでない限りアホらしいと思うはず。
携帯のパズルゲームなんかが流行るのは、手軽にできるから。
がっつり真剣にゲームに向き合って金払うなんてこと、
多くのユーザーはおそらく考えてない。
ネットを歩いてみると、研究サイトや情報共有サイトが
たくさんヒットする。
そういうゲームって愛されてるなあと。
ところで本作はどうも、美少女ゲームの世界観に浸るというよりも、
(つまり仮想デートや友達感覚というより)妓楼の経営者というか、
一番近いのは、宝塚歌劇団のオーナーみたいな感じ。
特定のメンバーに思い入れをするでもなく、冷静に俯瞰する感覚。
そういう意味では、ほぼエロなしの大悪司。
最近、出版物によく
「重版出来」、「○○出来!」とか書いてあって、
まあ、そら「出来た」(完成した)から売り出してんやろなあ・・って
思ってた。
「しゅつらい」、っていう単語なんやな。意味は「できました」、ってこと。
どうも違和感ある。
「団地ともお」を最初から単行本で読みたいけど、
これが案外、古本屋に売ってない。
売ってても新品と大差ない値段やったりして、
結局amazonあたりで買うのが一番早くて安い。
マイナーなのかアニメ化されて古本が買われてんのか知らんけど、
こんなんじゃあ店舗型の古本なんてアホらしくて誰も買わんな。
この作品、高度経済成長期頃のノスタルジーのようでいて、
そうかと思えば現代っ子の身なりをしてたり、カードゲームしてたりとか
ごちゃ混ぜ感がある。
結果、「団地ともお」という独特の世界設定、一種のパラレルワールドに
なってしまっている。
「昭和のハナタレ坊主」と「現代の空気読んで小さく狡猾にまとまった
子供」の合いの子という、過去歴史上存在したことのないキャラ設定。
その辺がたぶん、本作の最大の特徴であり見所。
ほんとに、なんというか不思議な魅力がある。
仕事の山を越えて、これでやっと一息つけるなと。
結局なんだかんだで、経理の仕事は2月8月を除いて
ずっと忙しい。
うちの課に、なんとまた1名増員らしい。
ほんとに、うちの会社何考えてんだか分からない。
がんばったからって査定や給料上がるわけでもないし、
かといって懲罰的に下げてくるわけでもない。
賃金が一定なわけでもなく、
つまり本人の成績とは無関係に上下するのである。
役職についても同様である。
同期で一番仕事できる人が一番出世遅かったりとか。
無気力な人間を増産する機構である。
こんなんだとますます、自分さえ良ければいい、
蓄財するだけして、もしも会社に何か異変があったら
とっとと首尾よく逃げようって考え方になる。
帝国データバンクって会社名、なんとなく
おどろおどろしい。
人間の感情を一切排して、この世のありとあらゆる
情報を地下深くに溜め込んでそう。
そこに夜な夜なお客さんが現れて、社員が無言で
たいまつを照らしながら階段を降りていくイメージ。
実際は普通の信用調査会社やけど。
windowsのAero等の視覚効果を切っただけで
見違えるほどスッキリした。
懐かしい、win98のような見た目。
半透明にするだけでPCが重くなるって、
ほんとに誰得だなと。
最上階角部屋だから
無理もないけど、
帰ってきて温度計見たら
室温36℃だった。
うちの部屋の温度と
社会一般の熱中症患者数とは
相関関係がある。
その日の最高気温を
夜まで保つ構造。
角部屋もよしあし。
冬強烈に寒いし。
遺伝子検査の話をNHKでやってた。
これは、いろいろ課題があると思う。
正確性の問題は当然として、
確率で示されたものをどう捉えるか。
結果を受け入れることができる人間にだけ
検査を許可するべき。
他人から強制されて検査させられないように、
本人が医師と対面して同意し、さらに書類や
面接により性格テストを行って、これをパスした人間にのみ、
行えばよい。
検査項目にしても、一つ一つ行うかどうかを吟味すべき。
検査を行ってしまえば、結果は遅かれ早かれ見るしかなくなる。
もし結果を知るのがおそろしいような項目があるなら、最初からその項目の
検査をすべきではない。
僕の見た所、例えば病気の宣告について、
どんと構えて聞いていられる人は、男女問わず、案外少ないように思われる。
自分の未来(の一端)を知らされることは、現代人にはまだ時期尚早かもしれない。
僕個人としては、ゆくゆくは全項目について知りたいけど、
今現在の精度では知りたくない。
中途半端な未来予想図をもらっても混乱するだけだと思う。
あと、費用の面もあって。
スマホで楽譜書いてる人が居て
いいなと思った。
指で五線譜をなぞって、自由自在に音符を記入する。
つまむと八分音符になって、上下にスライドさせると音階が上がる・・・
とかって感じに。
作曲なんかできんけど、ちょっと面白そう。
個人主義、みんながバラバラの方向を向いて
余暇を楽しむという風潮が行き過ぎると、
かえって遊びの質が低下するのではないか。
つまり従来であれば、ある程度の人数がそれぞれの
コンテンツに集まっていたから、その中で面白いものと
そうでないものに、人の流れのむらが出来て、
ちゃんと面白いものにたどり着くのが簡単だったと思う。
面白いものは、ある程度の人に面白いといわれるから
成立している側面がある。
例えるなら、100個くらい同じ見た目のラーメン屋があって、
そのうちのいくつかは美味しいんやけど、あまりに
ラーメン屋の数が多すぎて埋もれてしまい、
なかなか人が集まらず、まして偶然たどり着くのは困難な状況。
そんな感じ。
結果、大して面白くも無い(ショボい)けど、とにかく目立つ・簡単に見つけられる
ものにばっかり人が集まって、人が集まってるから面白いんだと錯覚してしまうという。
小学生が遊ぶような携帯ゲームに何千万人もが(どこまで真剣にプレイしているか
知らんけど)集まるのは明らかに異常。
他にやることないんかと。
ブーム好きな日本人の、いつもの事やけど、幾らなんでも
目覚ませよ、というかちょっと顔洗って来い日本人。
街角のシャッターなどにたまに見られる
不良のあのスプレー落書き。
タギングというらしい。
あれは、落書き自体には結局価値がないのだろう。
元は縄張りをマーキングするためのものだったらしいが、
ギャングやマフィアがうようよ居るような国ではないし、
現代日本において、そんな必要もなかろう。
だとしたら、情報伝達ではないから、何が書いてあっても
一緒だろう。
街行く人があれを見たならば、反応は
無関心かもしくは、どんな奴が書いたんだろう?だと思う。
書く方としても、落書きの内容を前述のように特定の誰かに
伝えたいわけでもなく、つまりは、「俺に関心を持ってほしい」
ってことだろう。
書く人、見る人、その双方から内容を無視されるなんて、
世の中に不良の落書きほど不遇なものはないかもしれない。
タオの城
この作家、描き分けが単純に下手というか
こなれてない。
本作では、悪人、浮浪者、
老若男女さまざまに登場するが、
画力がどうしても「がんばりましょう」。
話はそこそこ練ってあって、まあ及第点と思う。
デビューして4、5年だそうだが、今が踏ん張りどころ。
このままでは、幼女か若い娘しか描けない漫画家になってしまうかも。
漫画家としての素質はなかなかやと思うから、がんばってほしいなあ~。
本作の内容については、まあ予想通り。
値段分くらいは十分に面白い。
香港にかつてあった九龍城そのもの。
実際にはこんなに和気あいあいとはしてなかっただろうけど。
印象的なのは、住民達が長年の住処を未練なく退去していく所。
自分と周囲の暮らしが重要なのであって、場所に執着はないんだ、という。
確かにそういうものかもしれない。
住めば都、という言葉は転居を前提としたもの。人間は適応する生き物。