リリーの備忘録

日々の生活の記録を綴ります。

18番 恩山寺(おんざんじ)19番立江寺(たつえじ)

2017-10-29 15:19:29 | 歩き遍路

こんにちは。
前回、恩山寺のバス停前で5時前。山門まで距離がありそうで納経時間にはとても無理とあきらめて立江駅まで歩いた記憶がる。




母養橋を渡って、山門のそばにある樹高約20mのびらん樹。
延暦年間(782~806)弘法大師がこの寺で修行中に生母玉依(たまより)御前が讃岐国から訪ねて来たが女人禁制のため会えなかった。
大師は滝の打たれるなど17日間の厳しい秘法の修行をして女人解禁をして母を迎え入れることができたことを記念にお手植えしたと伝えられる奇樹老木。

寺号は母養山恩山寺。玉依御前の剃髪を祀るお堂もある。


十大弟子像




本堂





大師堂。右の建物は御母公堂。


境内でお接待を頂いた。ティッシュと見にタオルと乳酸飲料がセットになっている。
徳島の人たちの多くは準備しているかのように慣れているというか自然な感じで手渡して下さる。
とても親切で感謝している。




遍路道は森の中に入っていく。

こういう竹藪の道は苦手。

弦巻(つるまき)坂は義経軍は釈迦庵から恩山寺へ敵兵がいないことを探知して弓の弦を巻かせた坂。

15分くらい必死で走って竹藪から抜け出ることができた。



途中、ハイカラなレトロな門灯とタイルのアーチの壁が珍しい。いつの時代の建物なのかしら。


この橋を渡って左が立江寺。

立江寺は聖武天皇の勅願寺として行基が開祖。


太師堂

本堂。

弘法大師像と多宝塔

立江寺を出たあと、近くのうどん屋さんで昼食。


ドイツ?フランス?からの女性からお接待。お遍路さんに頂いたのは初めて。



2時間ほど歩いて「道の駅かつうら」までお迎えに来てもらった。
ふれあいの里さかもとは、旧坂本小学校を改造した遍路宿。トイレなども元教室とは思えないほどモダンで清潔。
同室は中東の国に留学し石油会社の秘書をしている30代の女性で話題豊富で楽しかった。


元運動場

夕食


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