りんたろうのきときと日記

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「スターシップ・トゥルーパーズ3」観てきました♪

2008年07月20日 09時11分33秒 | 映画
☆「スターシップ・トゥルーパーズ3」
監督:エド・ニューマイヤー
出演:キャスパー・ヴァン・ディーン、ジョリーン・ブラロック、ボリス・コジョー、スティーヴン・ホーガン、アマンダ・ドノホー、ステリオ・サヴァンテ、マーネット・パターソン、セシール・ブレシア、キャサリン・オクセンバーグ


世界中の多くのクリエーターに影響を与え、今現在もコアな人気を誇るロバート・A・ハインラインのSF小説「宇宙の戦士」を基に実写映画化された「スターシップ・トゥルーパーズ」シリーズ第3弾。
人類と昆虫型生命体“バグズ”との壮絶な戦闘を描いたSFアクション・アドベンチャー。

本作では、1作目の主人公ジョニー・リコがカムバック。
英雄となったジョニー・リコを演じるのは1作目と同じキャスパー・ヴァン・ディーン。
この方、B級映画ばかり出演していて、知っているメジャー作品は「スリーピー・ホロウ」くらい(^-^;

1997年に製作された1作目の監督ポール・バーホーベンは、本作では製作総指揮に。
1作目を観た時、メインキャラは次々と死ぬは、身体はバラバラ、鮮血飛びまくるは、無駄に裸でてくるは、笑っちゃうくらい軍国主義を皮肉ったCMが流れは、群れをなして襲ってくるバグズの悪趣味さなどなど、ポール・バーホーベン節満載、その内容のあまりのおバカぶり、ぶっ飛びぶりに驚き衝撃を受けたのを覚えています。
しかし、2作目で思いっきり失速。
おバカ映画が、単なる駄作と化したこのシリーズ。
よもや3作目が製作されるとは(^-^;(笑)

(↑前売り買うとついてくるマローダーのフィギュア)
今回目玉で、原題のサブタイトルにもなっているパワードスーツ「マローダー」。
原作「宇宙の戦士」で登場したこのパワードスーツは、古くは「特装機兵ドルバック」、「機甲創世記モスピーダ」、「超時空騎団サザンクロス」などなど、そして今現在も多くの日本アニメに影響を与え、その功績は計り知れないものが。
それほど凄いものなのです(>_<)。
それは興奮度高まりますよ。
でも、この作品はおバカ映画「スターシップ・トゥルーパーズ」・・・。
期待してはいけません・・・。
いや、むしろ不安の方が大きいかも・・・(´Д`)
都内でも3館のみの公開。
池袋で鑑賞したのですが、レイトショーとはいえ初日にもかかわらず、場内はガラガラ(^-^;

前半、バグズの防衛基地襲撃が始まってからは、緊迫感とスピード感あり迫力満点。
新たな爆弾(カミカゼ)バグ、スコーピオン・バグなども登場し、鮮血飛びまくり、首チョンパの連続で、グロシーンも満載。
しかし、人類は相変わらず弱すぎ、武器が全く効いてません(^-^;
前作から11年たっているのに、気のせいかバグズのCGが劣化しているような・・・(^-^;
群れの数もちょっと少ないのでは・・・(^-^;
「1」、「2」に登場していた、地上から宇宙艦隊を攻撃するプラズマ・バグも未登場。
僕はあの攻撃シーンが好きなのでちょっと残念(>_<)

中盤からは失速し、ダラダラした展開が続きます。
この作品の売りである群れで襲ってくるバグズの数も、1体とか2体とかに激減・・・これはいけません(´Д`)
早くマローダー出してくれ~と思いつつ、ついにラストで7体登場☆
どんな活躍を見せてくれるのかとワクワクしながら画面に引き込まれる僕。
・・・チ~ン、3分で終了・・・(T-T)
待たせるだけ待たせておいて、3分で終了って・・・(´Д`)
マローダー、強いのですが、あまりにも強過ぎてたいして活躍しません(´Д`)
これじゃぁ、「エイリアン2」のパワーローダーや、「マトリックス」のAPU(パワードスーツ)の方がよほど活躍していたし、迫力あったよ(ノ><)ノ
バグズと同じで、そのCGもショボク、戦隊ものや特撮ヒーロー番組の方が遥かに出来はよいです・・・ガッカリ・・・(´Д`)
「完結」とうたっていますが、今回はマローダーの紹介で、「4」につづく予感が。

前作同様、内容も全くないです(^-^;
ブッシュ政権や、現代の悩めるアメリカ、軍国主義や宗教を風刺し、ブラックユーモアたっぷりに描いているものの、いささかそれがイキ過ぎ。
それが原因で風刺や皮肉が、アメリカ賛美、宗教(キリスト教)賛美、軍国主義賛美に見えてしまい、笑えなくなっており、むしろ僕は不快感の方が大きかったなぁ。
後半は、アノーキや宗教バカ女の「信仰が」、「神が」というセリフがいたるところに出てきて鼻につく。
ラスト、窮地に陥ったローラが、救出に来たマローダーの光が宗教バカ女の頭上で天使の輪っかに見えたため、宗教に目覚めてしまうところなんんかは、呆れて果てて失笑苦笑(´Д`)
こういった「ブラックユーモア」というのは、それを発する人の話術や、作り手の手腕により、ユーモアと成り得て笑えるか、不快となるか紙一重なんですよね。
本作は明らかに失敗。
まぁ、「2」に比べたら全然よいけど(^-^;


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
知らなんだ (グアバ)
2008-07-20 11:31:33
これ、アメリカではたぶんビデオとかテレビ用の映画ですね。俳優もパッとしない人ばかり。3作目と言う事は1,2があるのね。調べたら日本円で予算20億以上、けっこうお金かけてるのね。
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Unknown (今日子)
2008-07-20 21:27:21
「3」あったんだw
私、「1」は観たけど「2」は観てないのよね。
今度借りよう~っと。
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 (シネマ大好き娘)
2008-07-21 06:07:11
どこまでもあるのね~~~~
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ちょっぴりうれしかった (TM)
2008-07-21 06:09:09
2度と見る気の起こらない最悪の2作目を見た後だったが、キャスパー・ヴァン・ディーンが再登場し、ポール・バーホーベンが、製作総指揮だというので少しは期待していました。1作目にあった戦時ニュースや軍隊勧誘のCMなどの雰囲気は、1作目を思い出させてくれ、嬉しかったです。『スタートレックエンタープラズ』」のジョリーン・ブラロックが出ているのも嬉しかったです。しかし、惑星ロク・サンの戦いのしょぼさから低予算だということが露呈するし、反抗する農民の描き方やあっという間に友人ディックスに反逆罪にされてしまうリコ大佐など、映画の始めから「???」と、ガックリくるシーンの連続。『ピッチブラック』のようなSFドラマにはよくある砂漠の放浪場面等々、不満はいくつもありますが、低予算B級映画と考えれば、1作目の続編と認めてもいいかなと思いました。
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Unknown (りんたろう)
2008-07-22 01:27:53
☆[グアバさん]
「3」は世界で日本が一番早い公開で、米国ではまだ未定みたいです。
2作目は、あまりの出来の悪さに、米国ではTV放映、公開は日本のみだったそうです(^-^;


☆[今日子ちゃん]
微妙だよ(^-^;(笑)


☆[シネマ大好き娘さん]
いずれは「4」も製作される予感が・・・。
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TMさん☆ (りんたろう)
2008-07-22 01:30:07
2作目は最悪でしたね(>_<)
「3」はかなり1作目に近かったと思います(^-^)
もう少し、マローダーに活躍して欲しかった(>_<)
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