リナンの全肯定理論。

いわゆるリナンのブログ。

もっと青ければよかったのに

2013-03-18 22:47:53 | 日記
「桐島部活やめるんだって?」を読み終わった。
これから読みたい方もいらっしゃると思うので、詳しいことは書かないようにして。
ていうか、読み終わって考えたことと言えば「大事なもの」ってなんじゃらほい。ということだろうか。
登場人物はみなさん、それぞれいろんなことを考えて、いろんなことで悩んでらっしゃる。何故悩むのか、というと、やっぱり何か「大事」だと思うことがあって、それが捨てきれないから悩むんだろう。たとえそのために本当の「大事なもの」を捨てることになっても。そこが今回考えたことのキモである。
この本の登場人物は全員高校生なので、悩むことと言えば、個人差はあれど、それは「高校生」の悩みだ。そんで、それは今のアタシにとっては9割くらいどうでもいいことだ。「ああ、そういえば似たようなことで悩んでいた気もする」気がしないでもないが、いかんせん、自分の高校時代はあまり青くない春だったので、がんばって高校時代を思い出してみても感情移入できにくい部分も多々ある。もちろん、今現在の悩みとも大きく違う。それはさておき。
なんでその時「大事」だったことが、今は「大事」じゃないんだろう??じゃあ、今「大事」だと思ってることも、もう少ししたら「大事」じゃなくなるのかい?じゃあ、「大事」ってなんなんだい?って思っちゃったのである。
たぶん、変わらないこともあるんだろうとは思う。例えば、高校生の時に、うっすら「大事」だと頭の片隅で気づきながらも、目の前の「大事」(たとえ何年か後にはどうでもよくなる「大事」だとしても)のために自分をごまかしてきた、なんてこともあるだろう。一生、ごまかす人もいるんだろう。一生、気づかない人もいるかもしれない。が、もし「変わらないもの」なんてものがあるとすれば、一生のうちのどの時点で気づいたって遅くはない、ってことなのか?手遅れな場合もあるのか?否か?
ああ、でも、やっぱり高校時代で一つ後悔することがあるとすれば、悩んでないフリをするのはやめておけばよかった。そのせいで、なんかそれ以降ずっと「消化不良」グセがついてしまった気がする。
どうせ「痛い人」と思われるんだったら、もっと青くなっておけばよかった。

なんて、頭がややこしくなってきたところで。

昨日は、マキちゃんファミリーコンサートを見に東村山まで行ってきました。
そこは懐かしの世界。同郷の人々が奏でる音楽って、こんなにもホっとするものなのね。
打ち上げにも参加させていただいて、ガラにもなく「オジー自慢のオリオンビール」を絶叫して、みんなと大笑いして帰ってきました。

「大事なもの」はよくわかんないけど、いつも周りに、心の底から大笑いできる仲間がいるといいな。って思いました。

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6 コメント

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そっちかあ (go)
2013-03-20 23:10:13
小説読んだのね。自分は神木くん見たさに映画を見たんだけど原作はまだ読んでないんだよね。映画と原作結構違うところもあるらしいし、本の方も読んでみるよ。映画はね~ヒジョウに良かったですよ神木くんもそれ以外も。
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あ、やっぱり? (リナン)
2013-03-20 23:27:02
日本アカデミー賞とったよね、いろんな部門で。
読み終わった勢いでツタヤに行ったら、結構いっぱい入荷してるのがぜーーーーーんぶ貸し出し中だったよ。新作なのに(100円じゃないのに)。
ちなみに、そういう訳で映画の方は予告編しか見てないけど、だいぶ違うみたいよ。でもたぶん、どっちも面白いと思うよ。
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追伸 (リナン)
2013-03-20 23:30:44
あ、どっちかつーたら、絶対「舟を編む」の方をおすすめしたいね。
映画ももうすぐ公開だしね。アタシ、これはぜひ劇場に行きたいと思っているよ。
本と、映画、コレもどっちからでもいいと思うよ。
まあ、本から読むのをおすすめするけどね。
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ていうか (リナン)
2013-03-20 23:41:11
なんか、タイトル微妙に間違ってるし。
「桐島、部活やめるってよ」
でした。
なんか最近そんなんばっかやの。ギリギリアウト、っぽい感じ。
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そうね (go)
2013-03-21 23:38:14

歳とるとその辺アバウトになるね確実に。昔、母ちゃんとかに対して、「何でそこ間違うかなあ?」とか思ってた間違いをするよね自分が。
次は、「舟を編む」読んでみるよ。
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そうそう。 (リナン)
2013-03-23 07:10:45
さらに、気づいても「ま、いいか。めんどくせ。」
って直さないでほっとく、ってパターンが増えるんだよね。ヤダねー。
ぜひ「舟~」読んでみてね。
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