リナンの全肯定理論。

いわゆるリナンのブログ。

九州へ行こう:6

2015-11-10 23:23:45 | 日記
マッサージ店に入って、やっと一息つく事ができた。正直、マッサージは物足りなかったが、あまりに疲れていたので、横になれるだけでありがたかった。ああ、もうさすがにこれ以上悪い事は起きないだろう。マキちゃんも、ちょっとは癒されてるといいけど、と思いながら寝てしまった。
終わってから着替えて外に出ると、マキちゃんは先に出て待っていた。ん…?なんか、顔がハニワみたいになってるけど…気づかなかった事にしようかな…。しばらく無言で歩いていたら、おもむろにマキちゃんが「今のマッサージ、100点中、何点だった?」と聞いて来た。なんか、マズイ。これ、何点って言えば正解なの?「えっと、ろ、60点くらい…?マキちゃんは…?」お願いします。アタシより高い点数を言ってくれ。ちょっと、これ以上は、あんまりにもあんまりだろう。「マイナス3点。」
ゲーーーーー!!!!!
~暗転。~

再び街を今度こそ、本当にあてもなくトボトボと歩いた。ガッちゃまとの待ち合わせまで、まだ1時間以上ある。ていうか、何なんだろう?今回のアタシ達って。入っちゃいけない結界でも越えてしまったんだろうか?

先ほどより確実にハロウィーンの仮装の人々は増殖していて、何かイベントでもあったのだろうか。あるアーケードではかき分けないと歩けないほど、ゾンビメイクの人々で埋め尽くされていたが、すでにハロウィーンなどどうでもよいアタシ達にとっては、単に「あり得ない所から出血してヘラヘラしているヤバい人達」でしかなかった。
突然マキちゃんが「ねー、ガッツに会う前に、どっかで一杯飲んでから行こうよ!このままの気分で会いたくないよ、リセットしたい~」と、ハニワ顔で叫んだ。
そうか。そうだよな。久しぶりに会うのに、ハニワじゃマズいよね。大賛成です。
こうしてアタシ達は、ガッちゃんとの待ち合わせの店のすぐ隣のワインバーへ入った。
続く。