地獄のミント風呂

皆様は「ハッカ油」ってご存知ですか？なんでも、デトックス作用があるらしく、健康オタク（中途半端。プラマイゼロ的な）のアタシとしては、コレはよい。と思い、お風呂に入浴剤代わりに入れて喜んでたのですが。
あのねえ、コレ、ほんの2～3滴でいいんですよ。すんごい威力なんですよ、ハッカ具合がハンパない、っつーか。それが昨日、踊りながらお湯をためてたら、勢いあまって一瓶全部入れちゃって。
勿論、風呂中、尋常じゃないハッカ臭だったんですが、ためたお湯がもったいなくてねえ．．．。ついザブって入ってみちゃったんですよねえ．．．。
結果、死ぬかと思いました。10秒くらいはキッツいなコレ、と思いながらゴシップ雑誌とか読んでられたんですが、だんだんだんだん、すごいことになってくるんですよ、呼吸器が。例えて言うなら、鼻の穴と、ノドの奥と、目の中にタイガーバームを塗りたくられたような感じとでも言えばいいのでしょうか。息をしようとしても、むせる間もなくタイガーバームなので、文字通り息が出来なくなります。目も開けられませんよ、当然。そして、そのうちどんどんどんどんお湯が氷水に変わってくるんですよ。例えて言うなら、シーブリーズが満タンになった風呂に入ってるとでも言えばいいのでしょうか。熱々の風呂に入ってる状態で全身トリハダになったのは生まれて初めてでした。
１分くらいは「お湯がもったいない！」という考えも頭をよぎりましたが、命の危険を感じたので、やむなくお湯を捨てました。
いやあ、ハッカってすげーなあ、っていうか、適量って大事だなあ、っていうか。
みなさんもハッカ油にはお気をつけくださいね。