HONMOKU ANGLERS

本牧で生まれ育った黒鯛師の、汗かきべそかき釣行記!

今シーズン初の50over

2009-08-19 23:30:07 | 日記・エッセイ・コラム

8月12日(水) 6時~11時で白灯。

前日は残念ながら出船せず・・・。

さぞ喰ったであろう横浜港の黒鯛・・・。

さて・・・今日は・・・。

赤か白で迷いに迷って、船長に白を告げる。

渡提すると潮位が高い事に気づく。

満潮で160cm前後の筈が、180cmはある・・・。

しかも満潮は8時半頃。

まだまだ上げる・・・。

久しぶりに、全身ずぶ濡れボロ雑巾を覚悟。

まずはタナ。

オカマを流し、漁場へ。

サクサクと浅タナで高コバまで落とすが皆無。

水路、内コバを探り、タナを竿一本まで下げて折り返す。

「浮いてねぇか・・・。」

地底。

今度は時間を掛けてゆっくりと探る。

全く反応が無いまま高コバへ到着。

7時の船で大分人が増えた。

潮が低くなれば、みんな堤防へ降りてくるだろう。

ざっと数えても20人は居る。

釣るなら今しかない・・・。

10円玉まで来た。

「ほっぽるかぁ・・・。」

1回・・・2回・・・3回・・・。

前・・・超前・・・。

ダメ。

もう一度前に打つ。

潮に押され寄って来る。

するとラインが振れ、直後に穂先が入った!

「喰った!」

「グン!」

「ゴンゴンゴン・・・グ―――ン・・・ギュ―――――ン!!」

「ヨッシャ―!」

徐々に引きが重くなり、BIGを確信。

とにかく一刻も早く根から離さなくては・・・。

2回、3回と絞め込むが、重いだけでそんなに強くない。

頭を向かせ、ガンガン巻いて浮かす。

「ユラ・・・。」

姿を見せてからがシブトい・・・。

しかもサラシがキツく誘導し辛い・・・。

顔に飛沫が飛んで来る。

浮いたとこでタモを出すが失敗・・・。

タモを出したまま、もう一度浮かすが波に揉まれて大変な事に。

(笑)

で、これも失敗・・・。

(汗)

3回目でやっとネットイン。

「ふぅ・・・。」

(笑)

オカマに向かうのだが、なんだか190cmを超えてるような盛り上がり。

バッチャン!バッチャン!と頭から被りながら、なんとかオカマに生還。

「疲れた・・・。」

(笑)

魚を吊るし、次を狙う。

今度はカッパを着て漁場へ。

高コバの手前でラインが「プルっ!」

「喰った!」

「グン!」

「ググググ・・・・。」

「スコっ!」

抜けた・・・。

その後は全くアタらず・・・。

11時。

終了。

宿で検量。

50cm/2.19kgでした。

今シーズンは、4月からスタートして初の50over。

いや~嬉しい1枚でした。

P8120125m

《使用ライン》

道糸 《サンライン》 【極細天糸0.8】

ハリス 《サンライン》 【スーパートルネード0.8】【Ⅴハード0.8】

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