ジェイソン・ボーン

試写会で見てまいりました。
スポンサー企業さんからお茶とパスタをもらったよ。
ありがとうサンフリードさん！（宣伝）

ボーンシリーズ5作目（「ボーン・レガシー」を外伝と考えれば4作目かな）。
（「アルティメイタム」で）過去を取り戻し、すべてに決着をつけたと思っていた
元CIA最強のスパイ、ジェイソン・ボーン。
隠れ住む暮らしに飛び込んできたのは、目の前で死んだ父親の真実と、
CIAの新たな計画についての情報でした。
過去の真実を探るため、再び戦火の中へと飛び込んでいくボーン。
今度こそ過去に決着をつけることはできるのか・・・？

個人的にマット・デイモンにアクションスターというイメージがあまりない
（「グッド・ウィル・ハンティング」のイメージのせいでしょうか）ので
旧作にいまひとつぴんときていなかったし、シリーズの記憶もあやふやな状態で見たのですが
それでも十分に楽しめるハリウッドアクション大作だった、と思います。

「キャプテン・アメリカ：ウィンター・ソルジャー」に
スノーデン事件やウィキリークス事件が影響を与えたのと同じくらい
今作もその二つの事件とアップルの情報開示拒否が色濃く影響を与えております。
IT会社の社長の描き方は、もうそろそろ新しいイメージを打ち出したほうがいいとは思ったけども。

今回のメインキャラの一人がアリシア・ヴィキャンデルだったので
いつナポレオン・ソロとイリヤの二人が出てくるか気が気でなかったのですが（嘘）
（「コードネーム：U.N.C.L.E.」はいいリメイクでしたね）
今作でもしっかり見せ場を作って活躍していたと思います。
今回の敵役になるヴァンサン・カッセルはもう少し掘り下げ様があったんじゃないかなぁ・・・
（逆に掘り下げないからこそのキャラなのかもしれないけどね）

これまでのシリーズが好きな方、そしてカーチェイスとかいっぱいある映画が見たい方に
秋のお勧めの一本、といっていいんじゃないでしょうか。
（来月にはトム・クルーズの「ジャック・リーチャー」もありますね、この手のスパイアクション）