Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

浦上コレクション「北斎漫画」 ~驚異の眼・驚異の筆~

2024-05-03 | アート

映画を見た後、今日はインプットの日にしようと
長崎歴史文化博物館で開催されている「北斎漫画」展に行ってまいりました。

浮世絵というジャンルの頂点を極めた画家のひとりである葛飾北斎。
「富岳三十六景」がその代表作でありますが、
死後も刊行され続けたライフワークのひとつともいえるのが
絵見本というかカット集的なものである「北斎漫画」でございます。

市井で暮らす人々、動物、建築、武具、山水、妖怪、神仏に至るまで
ありとあらゆるものを描き、最終巻が出たのは没後30年になってから。
江戸庶民のユーモアを感じさせるものから、
当時入ってきた西洋画の遠近法についての解説、
さらに当時最新型のフリントロック式拳銃の解説画、
そして一時同居して挿絵を手掛けていた曲亭馬琴作品のキャラまで
その絵は多岐にわたっております。

版元から「これを見てその通りに描けばなんでも描ける」という
見本として作られたものではあるのですが
見て楽しいイラスト集としての需要のほうが
多かったんじゃなかったのかな…とも思いました。

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ゴジラ×コング 新たなる帝国

2024-05-03 | 映画

地上世界の怪獣王として出没する怪獣を倒すゴジラ。

空洞世界で狩りをしながら暮らすコング。

そしてコングの目の前に開かれた、新たに発見された地底空間では
地上世界では滅んでしまったコングの仲間たちが暮らしていた。

…かつてゴジラとモスラを相手に戦い、地底に封印された暴君、
スカーキングに支配された世界で。

氷河期をもたらした怪獣・シーモを従え、コングを追いつめるスカーキング。
一人では勝てない強敵に、コングは地上へと向かうことに。

ゴジラとコング、最強怪獣のタッグがついに誕生する!

ゴジラvsコング」から約3年、間にドラマ(AppleTV+なので未試聴)を挟み
スクリーンにモンスターバースが戻ってまいりました。
より人間ドラマは希薄に(研究員と少女の親子の絆とかあるにはある)
その分怪獣バトルはさらに増量…という「それだよ観客が求めてるものは!」な作品
(ある意味「ゴジラ-1.0」とは逆ベクトルの作品、かもね)であるわけですが
怪獣でドラマを盛りやすいのは格段にコングの方、ということで
主役はコング(前作も実質そうだったよね?)で
ゴジラは怪獣バトル要員というか暴れて食べて寝てるだけ、という
そういう立場となっております。
メインの敵であるスカーキングもコングに対応する敵だしなぁ。

しかしいよいよこのユニバースを今後どう続けていくのかわからなくなった
(東宝が許せばガイガンとかが宇宙から来れるんだろうけど)わけで
楽しく見ながらもエンドロールの後に何もないことへの不安が
どうにも頭から拭えない一本となりました。

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