第57回宣伝会議賞、一次審査を落ちた課題から
振り返りつつ反省をしていくコーナーでございます。
課題02
企業:ウォーターエージェンシー
課題:水と深く関わるウォーターエージェンシーの姿勢を幅広く伝える
上下水道施設の管理を行い、安全・安心な水の供給や汚れた水の再生を60年以上手掛ける会社。
「水の再生」に取り組む姿勢をPRをしてほしい、という課題。
取材:サイトの閲覧に加え、水に関するニュースなどを調べる。
「水の再生」ということで、限りある水資源、的な姿勢から考えたいと思いました。
コンセプト設定:「水の問題は誰にとっても他人事ではない」という姿勢。
水は地球上を循環し続け、その循環の中には我々の体内も含まれる、ということで
誰にとっても水の再生とは他人事ではない、ということから
ウォーターエージェンシーの仕事の重要性をアピールできれば、と考えました。
応募作品:以上を踏まえて。
「水がなければ生きられない。
そう、あなたも、わたしたちも。」
「シェアは、この星の7割です。」
「仕事の対象は、全生命。
仕事の範囲は、地球全部。
そんなスケールの大きすぎる仕事をしています。」
「あまりにも身近すぎて、大切さに気が付いていませんでした。」
という「きれいな水の大切さ」からのアプローチを数点。
変化球として
「社名通りの、水商売です。」
「ぴちぴちの水に、仕上がりました。」
なんてものも。
反省点:一般的な「水」について考えすぎ、
「ウォーターエージェンシー」自体についての考えが足りなかったのではないか、
「水をきれいにする」という仕事にばかり着目し、
水に関する膨大なデータと、それを活かしたIoTやICTとの連携といった
ウォーターエージェンシーの仕事についてもっと突っ込んで考えられなかったか。
テーマに拘泥してしまい、PRという部分を忘れてはいなかったか。
答え合わせ:協賛企業賞受賞作発表か、「S.K.A.T.19」発売後に。