日々の生活に追われていると、どうしても音楽に向き合うのが後回しになってしまうなぁ。
佐藤伸治の命日を忘れてしまっていましたよ。
FISHMANSはどうしても曲の長さもあって「向き合う」必要があるから
なかなかながら聴きがしづらい部分が個人的にはあります。
日々の生活に追われていると、どうしても音楽に向き合うのが後回しになってしまうなぁ。
佐藤伸治の命日を忘れてしまっていましたよ。
FISHMANSはどうしても曲の長さもあって「向き合う」必要があるから
なかなかながら聴きがしづらい部分が個人的にはあります。
遊イング浜町店が移転、とともにレンタル撤退するそうで。
アーケードの中から外に、お店もかなり狭くなるわけですが
(今の遊イングって昔家具屋さんでしたっけ 馬場家具が今のダイソーだから大川家具?)
それによってDVD/CD/コミックレンタルとともに無くなるのが、
CD販売、でございます。
長崎のCDショップというものはタワレコ長崎店を皮切りにここ数年どんどん無くなっていて、
最近も夢彩都にあった新星堂が昨年末になくなっております。
CDの取り扱いは同じショッピングセンター内にある書店で扱う、という形式になっていますが
ふらっと入って気になるものを試聴して買う、ということはすっかりできなくなりました。
品揃えに恐ろしく不満はあるもののまだ試聴なりできてたのが遊イング浜町店だったわけですが
これで「CDショップ」ってものが長崎市内から消えてしまうことになってしまうようです。
アニメ絡みならアニメイトって手もあるんですが
(BOOM BOOM SATELLITESのラストシングルはそれで買えたし)
CDを買う、となるともうamazonとかに頼るしかないのだなぁ。
大都市なら、と思って福岡行ったときにパルコのタワレコ行ったら
CD扱うスペースかなり狭くなってたし…
まぁそういう自分も最近はもっぱらSPOTIFY頼みなのですが。
音楽を「所有する」のってどんどん難しくなってるんだなぁ。
フィッシュマンズ 新春Youtube配信『俺たちの決起集会”トーク&アコースティックライブ』を見ておりました。
(アーカイブは今月末まで)
「映画 フィッシュマンズ」は見に行きたかったのですが
見ると帰りのバスがない時間になっちゃう、という時間の上映しかなく
わりと泣く泣くソフトor配信待ちにしてしまった経緯もあって
昨年の映画公開前配信っぷりくらいのフィッシュマンズになったわけですが
なんというか、ようやく「茂木欣一が歌うフィッシュマンズ」を
本当の意味で受け入れられたような気がしています。
佐藤伸治存命時のフィッシュマンズを見る機会がなかった
(長崎にライブで来た頃はまだ興味がなかった)のもあり
「歌っているフィッシュマンズ」を見るのはいつも他のボーカリストを迎えているか
茂木欣一の歌であったわけですが
(今回の配信では茂木と原田郁子ですね)
どうしても音源で聴いている佐藤伸治の声を求めてしまう部分があって。
でも、今日の(アコースティックとは名ばかりの)ライブを観てて
茂木欣一が歌う「なんてったの」や「ナイトクルージング」を
「いいなぁ」とエクスキューズ抜きで初めて思えたように感じたわけです。
この間配信されていたTHE SPELLBOUNDのライブを見て、
その中でBOOM BOOM SATELLITESのカバーをやったときには
まだ心に引っかかるものがあったのですが
ある意味フィッシュマンズに関しては、
堀込泰行脱退後に兄弟時代のキリンジ曲でボーカルを執る堀込高樹、くらいの距離感に
自分の中で落ち着くことができたくらい、時間が流れたってことなんだろうな、と。
3月のライブ2DAYS、配信チケット買っちゃおうかなぁ。
タワレコオンラインに頼んでいた
B'z「FRIENDS III」とKIRINJI「crepuscular」がようやく届いたので
最寄りのコンビニまで取りに。
まぁそのついでにピザ食べたり神社お参りしたり古着屋見たりしたんですが。
かたやトータルCDセールスランキング不動の1位が25年ぶりに出したコンセプトアルバム続編。
一方はミュージシャンズミュージシャンとしてものすごい支持率の新体制ファースト。
J-POPという多面体のジャンルのそれぞれの面でのキング、といえる2者が同日リリースだったわけですが
AOR/シティポップ的なサウンドを指向した、という部分以外にも
どちらも「コロナ禍」というものと向き合った結果に生まれた作品、という共通点があります。
歌詞にコロナ禍の日常を織り込み、その中での感情の動きを描いた堀込高樹。
アメリカから帰国時のコロナ禍での14日間の隔離生活で1日1曲の作曲をノルマに設定し
その作品の発表の場として忘れていた「FRIENDS」というシリーズを思い出した松本孝弘。
(忘れていたとはいっても、「FRIENDS」シリーズ的な音楽を通常のB'zの作品として、や
それぞれのソロ活動の中で発表するようになっていた、という側面があるわけですが)
そしてこの両者、歌詞の面でもそれぞれに天才的…というか変態的でもあるわけですが
(堀込高樹と稲葉浩志、これに岡村靖幸を加えると日本3大変態天才作詞家と言っていい気もしています)
それぞれ今作では「Butterfly」=蝶、の使い方が面白いな、と。
「ただの風邪」で看病してくれる手を蝶に例え、愛情の象徴とする堀込、
「Butterfly」で己を飛ばない蝶に例える女性を描き、嫉妬の象徴とした稲葉。
同じもの、同じ言葉をこうも違って使えるのだな、と改めて感心してみたり。
どちらも長いキャリアと高い評価を受けるベテランではありますが、
コロナ禍、という制約の中で曲を作り、配信を行い、有人ライブを開催し…と
確実に「やれること」「新しいこと」を行っていった人々の、最新の作品。
KIRINJIのほうはサブスク配信も行っている(B'zは今作はまだ、ですね…)ので
一人でも多くの人に触れてほしい作品、でございます。
ceroが毎年フェス形式で開催しているライブシリーズ「Traffic」。
昨年の中止、今年はワンマンライブでの開催となるもメンバーの新型コロナ罹患による延期を経て
昨日11/1に延期開催、となりました。
会場である新木場スタジオコーストが来年1月で閉館決定。
おそらくceroがこの会場でライブができるのもこれが最後、ということで
今回のライブはポエトリーリーディング(会場だと読んだ詩が書かれた冊子配布だったらしい…)を
時折挟む形で行われ、詩やMCにおいてもスタジオコーストの閉館を惜しむ内容が中心でした。
ライブ自体は新曲「Nemesis」を含みながらも、全体的には2nd「My Lost City」からが多めかな?という
セットリストとなっており、すっかり盤石となったバンドメンバーたちとともに
積み重ねたライブごとに進化していった楽曲を楽しめるライブ、という印象。
配信で見ていて一番驚いたのは満員の客席(オールスタンディング)で、
発声などに制限はあるといってもここまでの規模の有観客ライブができるほどに
コロナ禍は落ち着いたのだなぁ、と感慨深くもなります。
こうして配信で遠く離れた会場のライブを見、
期間内ならアーカイブで何度でも見られる、というのも
地方民にとってはうれしいのですが、会場での熱気や一体感を楽しめる日が
完全に戻ってくる日が待ち遠しいものです。