先生の勤務時間と子どもの登校のずれ

　先生の勤務時間と子どもの登校のずれ

　　　

　市町村によって先生の勤務時間は違うかも知れませんが
　一般的に午前８時２５分が多いようです。
　親の仕事の都合など様々な事情からでしょうか
　おそらく８時過ぎにもなれば
　教室に子ども達は大勢集まっていると思います。

　先生の当然勤務時間は８時２５分なら
　１０分前に来たとしても８時１５分
　すでに子ども達は登校している状況です。
　どう考えてもおかしい状況です。
　全ての先生が勤務時間通りに出勤したら
　学校が閉まっていて
　校門の前に全校生徒があふれるという事になります。
　先生たちは無報酬で早い出勤を余儀なくされている状況が
　ずっと続いているようです。

　　　

　もし自分が会社に出勤時間より３０分も４０分も前に
　出社するのが当たり前というブラック企業であれば
　退職を考えるでしょう、と言うか行きませんそんな企業には。
　これは先生の勤務形態の矛盾のほんの一例だと思います。

　先生を志望する学生が大幅に減少していると聞きます。
　志が低い先生も少なくないという話も聞いています。
　未来を担う子ども達の教育はとても大切なことです。
　先生が全力で子ども達と向き合い生き生きできる環境を整えないと
　心貧しい人が増え殺伐とした世の中になってしまうのでは
　と言う危機感があります。