好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

DS版『澪尽し編・第二部』雑感。

2014-07-21 | ひぐらしのなく頃に
今までずっと、DS版には不信感が続いていた。
この『澪尽し編・第二部』も、途中までは冗長で退屈に感じていた。
だが、夏美やレナが巴によって救われた後、「いけ」のメモから
最終決戦の場が炙り出された辺りから、我が評価は一気に跳ね上がった。

「茨城でのレナの事件」「赤いカプセル薬」「公安」の三大噺から、
よくもこれほど風呂敷を広げ、そして畳んだものよ!

難点は確かに多い。
・『解々し編』読了、ひいては『影紡し編』読了が必須。
・レナ以外の本編キャラがほとんど介入しない。
・巴はL5を発症(羽入に会えるほど)していたはずなのに、
疑心暗鬼に悩む場面が出てこない。
・絶体絶命の危機を、(比喩でなく)幽霊が救ってしまう。
・公平と渚を助けられない展開が歯がゆい。
・重要だろうキャラの大半に立ち絵がない。
 (前野とか、それから反町とか)
・台詞はノーボイス。
・ぎゅうぎゅう鳴る効果音が気になって集中しにくい(苦笑)。

だが、こういった難点を差し引いても、読む価値は確かにあった。
レナのファンだったら、補完エピソードとして、読んでみて損は無いと私は思う。
ああ、正直に言おう。面白かった。とっても面白かったさ!

次は最後の第三部。PS2版の問題点が解消されてるといいなあ。

それでは。また次回。
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