好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

小説版『ひぐらし』雑感。(その15)

2018-08-05 | ひぐらしのなく頃に
『第四話 祭囃し編(中)』

・半端なカケラ紡ぎの途中から中巻開始。
 だから前書きも詩編ももう一回入る……のか?
 中巻がカケラ紡ぎだけで独立してたら、どれほど読みやすかったか。
 ええ、2冊にまたがる分冊商法の方が売れますものね。分かりますとも。
・カケラ「北条沙都子」。後半の文字色変化は原作に忠実。
・カケラ「H170」。
 「H170を散布」(by鷹野)するという『澪尽し編』の示唆。
・カケラ「デジャブ」。
 『祭囃し編(上)』と同じ名前が出てくる(中川)。
・「カケラ屑」での赤坂。
「大使館へ連絡させてくだ「おあああああぁッ!!!」(原作)
……と崩壊していたカギカッコが、小説版では正しく行替え。
 ……こんな細かい所の文法は直すのね。
・羽入と一緒のジジ抜き。
 原作では効果音のみになってる場面が、小説版では何と。

「ズギャーン、ドカーン、ドコーン…!」

 そのまんま音だけ書いてある。
 もう少し具体的に文章書こうや。

・赤坂が参加しているパーティ。『祭囃し編(上)』と冒頭が同じ。
・古文書における、古手の神主と羽入との会話。
原作では適宜に行替えや行あけされ、一応判別しやすいが、
小説版では闇雲のわやくちゃで、どれがどちらの台詞か区別できず混乱する。
・鷹野の「バケモノ」発言。ページを捲った最初の行に大活字で。
・野村の電話。奥野に続き、千葉の名前も登場。
 これが『澪尽し編・裏』につながるんだな。
・梨花と赤坂の再会。
 梨花の一人称がまたも三人称に一時壊れる。
 つまり自分の視点に切り替えちゃうんだな作者自身が。
 何で誰も指摘しないんだろう。
・梨花が自宅を赤坂に預けた夜で中巻終了。

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