『悪魔』
新潮文庫、番号1、『ボッコちゃん』収録。
つらつらと、文字入力の練習用兼ねて試す計画。
今までの「雑感」と違い、その場の勘で書き進め、最小限の推敲で、投稿を最優先。
後日、PCで体裁を整える。
この形式が軌道に乗ったら、他のテーマででも試したい。
さて本題。
読んで最初に目に留まるは、主人公が「エス氏」である事。
星作品なら定番の「エヌ氏」はまだ出てこない。
そんなエス氏が出会うのが、願いを叶えると言ってくる悪魔。
この悪魔ネタこそ星作品の王道。これから何話に登場するかカウントしてみたい。
ただ、このエピソードの悪魔も、まだプロトタイプの印象。一見あまり意地が悪くなさそうだし、何より特徴は、「願い事の回数制限が無い」事。
が、そうやって無限に願いを叶えてくれるからこそ、最後のオチが華麗に決まる。エス氏も、後の話の主人公のように、もう少し慎重になる、ないし悪知恵が働けば違っただろうが、命が助かっただけ良しとすべきか。
ところで、この話に出てくる冬の釣りって、私は未経験。その場で食べたりも出来るんだよね確か。憧れる。
こんな調子で少しずつ書いてみる。
数週間前よりは、打つのが楽になってきたかな?
それでは。また次回。