Eos5D写真三昧 格安の海外旅行記と国内旅行のすすめ

海外旅行の情報を旅行記として綴った記録。EOS5Dとiphoneで撮った写真をあげております。

危機感

2020年06月02日 13時20分00秒 | 歴史
https://news.yahoo.co.jp/articles/efcc823051558f557a4003f65c8a56fd105ff066

こういうニュースが流れるたびに、論調はある決められた方向に流れることが定番となっている。
すなわち
①だから韓国は度し難い
②日本は悪いことしたんだから仕方ない
③韓国に対するヘイトはしてはいけない

思想の違いは①〜③では全く違うものの、おおむねこういう意見が多い。しかしそれではいつもの論調になるので(右や左の思想にせよ) 少し変わった考察をしてみたい。

親日賞賛禁止法とやらが議論されているらしい。懲役刑までこの法律は含むらしい。

上の①〜③のどの思想を持つ人にとっても共通するであろう危機感は、以下のものである。

「現在は日本の経済力はそこそこあり、未だ韓国に対してはかなりの発言権はあるものの、ひとたび日本が凋落した時、彼ら(韓国政府)は、いまですらそうなのに、日本が凋落した時には、彼らの国の国内だけの法律の適用のみならず、我が国に対しても強い干渉をしてくることになるだろう。その時に日本人は彼らの奴隷になりはすまいか?(経済的にせよ何にせよ著しく虐げられるということである。)
また仮に彼の国と戦争することになったとしたら、日本がもし彼ら負けた時は、文字通り奴隷的な関係性を強いられることになる公算が極めて高い」という危機感である。

別にこれは対象を韓国ではなく、中国に置き換えても同じことが言える。日本の戦中や戦後直後はアメリカに対しても同じ危機感を抱いていただろう。ポツダム宣言の受諾にあたっては、ソ連にたいしてそういう危機感を抱いていたに違いない。

日本人は以上の危機感を持っている。ヘイトスピーチが昨今本当に流行っているかどうかはともかくとしても、それが起こっている結構な割合で、この危機感があるとおもう。同時に、日本のGDPが失われた20年と言われるようにほぼ成長がなく、そして今回のコロナ騒ぎからの、政府の国民救済を渋ったことによる国民の怒り。この怒りの根源のなかに、国際的に他国よりも相対的に弱くなれば隷属することになる、という危機感もあったであろうことは否めない。

日本が戦後、韓国(または中国やロシア、アメリカも含む)にどれだけ手を差し伸べてきたかということについては、自分は日本人であり主観的にしか判断できないのだが、もしも今後立場が逆転したときに、彼らが我が国をどのように扱うのか、ということに関しては、日本が彼らに扱ってきたようには遇されないであろうことは予測できる。これはあくまで主観的な判断である。
(まあ自国である日本が、コロナによって被害を受けている最中さえも、外国に援助する金を国民よりももしかしたら惜しまないという態度が、あるいは客観的な証明の材料になるかもしれないが)

さて、そのように立場が逆転したときに遇される内容に危機感を覚えた国民は、もしもそのような時が訪れた時は、必死に抵抗するだろうと思う。わかりやすいのは戦争という「時の訪れ」だろう。
文字通り「鬼畜◯◯」と思いながら、命をかけて抵抗するに違いない。奴隷か?死か?である。

行き過ぎた憎しみは、やがて己に跳ね返るのだろう。ただし、その憎しみをやっている張本人は、そのことを知らないのである。「殺し合いの螺旋」というべきこの世界観を、みずからの正義(?)によって気づかないわけだから悲劇は繰り返されるのである。

やれやれ、客観中立を目指したものの書き方をするもんじゃない。書いててフラストレーションがたまるじゃないか。

以上に書いた内容をヘイトスピーチというなら、この世のありとあらゆる発言はヘイトスピーチなのかもしれない。
つまり今回の投稿は確実にヘイトスピーチには当たらない。


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