Eos5D写真三昧 格安の海外旅行記と国内旅行のすすめ

海外旅行の情報を旅行記として綴った記録。EOS5Dとiphoneで撮った写真をあげております。

ホームセンターは人でごった返し

2020年05月04日 13時29分00秒 | 政治 経済
個人居酒屋やチェーン大手居酒屋、個人飲食店などは休業をし、水商売やパチンコなどは店名公開や自粛指示まで出して休業に追い込まれている。さらには一部の交通機関、会場、イベントなどの人が集まることはことごとく休業の中、大手飲食店は相変わらず開き、朝11時にホームセンターの横を通ると、駐車場はほぼ満杯。
政府は国民の8割が外出を抑えれば終息するといい、コロナは抑え込めるという。一方では、休業にたいする個人や企業への支援は遅いどころかケチンボ。

そもそもだが、国民の8割が外出を抑えれば終息するのだろうか?
医療崩壊をしない程度に緩やかに国民全員が感染し抗体をもつというのが現実的だと思うのだが。
仮に感染を抑え込みんだとして、抗体を持たない大量の国民がいる中で一応の終息を見たとしても、外国から感染者が日本に来て、抗体の持たない国民に感染したら、やはり爆発的に感染が広まり元の木阿弥にはならないか?

また抗体を獲得したとしても、再び感染するということもある。ウイルスは2種類いるとか報道されているから、その可能性は否定できない。再感染の頻度が感染と比較して10%程度であれば、再感染は大した問題ではない。100%なら、今年の1月の再来ということになるが、、、。

つまり、そもそも
「何をもって終息とする」のかが、よく分からないのである。おそらくは医療崩壊をしない程度に緩やかに国民全員が感染し抗体をもつことを終息と考えているのだろう。

だとすると、この自粛・休業期間は少なくとも1年以上はかかるという話である。5月末まで緊急事態宣言などというのはゴマカシとしか思えない。
仮定として、1日に1000人が感染したとしよう。単純計算で10日で1万人、100日で10万人、1000日で100万人の感染である。
1000日とは2.7年である。到底おいつかない。1日に10万人が感染したとして、1000日で1億。しかし1日10万人の感染者が出たら間違いなく医療崩壊がおきる。
とはいえ、この計算には問題がある。

1:感染者の拡大は最初は少なく、途中から爆発的に多くなり、抗体をもつ人の割合が多くなれば後半からは再び少なくなる。
(理系じゃない私はこの計算の仕方がわからない。グラフ上はベルカーブを描くことはなんとなく想像できる)

2:1日10万人の「感染」があると書いたが、感染して重篤化した者(a)も、安静にして免疫で乗り切れる者(b)も、無自覚に感染してて気付かずに抗体を獲得した者(c)も含む数字である。統計は「医療機関で発見されたaとbの合計の数(d)」なので、実際の感染者は1日何人いるか分からない。

1と2を計算に含めないと、上記した仮定は成り立たない。1は計算の仕方がわからないので2だけやってみる。

dは1日あたり300人と仮定する。(発表された感染者を参考)
a+b+c-d=90000人と仮定したとき、1日の感染者の実態は9万3千人。つまり感染発表数値の30倍が未確認感染者であるとしても、3年以上かかる。1のベルカーブ曲線によってザックリ1年短縮できたとしても2年。

この仮定は信憑性があるだろうか?つまり、dが1日あたり300人ということは発表で分かっているのであまり疑う余地はない(隠蔽してたら話は別)が、a+b+c-dの未確認感染者がその30倍も本当にいるのか?という疑問だ。
死者の推移からみると、1日30人ほど死んでいる。総感染者数が現在約15000人に対して、死者総数が約540人である事を考えると3.6%の致死率ということになる。もっともこれはdの統計であり、死者÷dのパーセンテージ。死者÷(a+b+c)で計算すると、540÷93000=0.58%となる。致死率0.58%は本当か?いささか低すぎる気もする。

低すぎる、高すぎるという意見は感覚である。

世界と比べてみよう。
世界の感染者、つまり世界のdは348万3194人。死者は24万6027人。約7%
これは世界のdにおける致死率である。
我が国と比較するなら
我が国3.6% 世界平均7%

病院で感染が確認された数と、コロナによって死亡が確認された数の割合が3.6であり7である。
病院で確認されていないa+b+c-dの感染者と、同じく病院で確認されていないa+b+c-dの死者の数は、a b cの数が明らかになっていない以上わからない。

つまりこのコロナは、本当の致死率が幾つなのかは分からない。まあ統計とはそういうものだろう。いつの時代でもa b cの本当の数は分からないダークマターのようなものである。
ただし世界のa+b+c-dが日本と同じく30倍だったとしたら、348万×30=10440万、つまり1億440万人の感染者ということになり、地球の人口を70億人とすると、その総人口の1.49%が感染していることとなる。
世界の発表された死者24万6027人÷70億=0.0035%

、、、、、、わからん。

死者についても、発表されたコロナの死者eと、確認されていないコロナによる死者fがいて、本当の致死率を仮定する場合は、fを使わなければならないが、そろそろ仮定に仮定を重ねてきたので、この計算に意味があるのか疑問に思えてきた。


まとめると、集団免疫というおそらくもっと早い恒久的な終息という考えで計算してきたが、それでも終息には2年以上かかるという公算が高いということだ。

こんな計算は、頭の良い国家のブレーンなどはもっと前から、もっと精緻に行われているハズである。
私の拙いシミュレーションでも、どんなに早くても終息には2年かかるとでた。(潜在的感染者が今の発表された感染者の30倍もいるという事を仮定したものでさえ2年である)

にもかかわらず緊急事態宣言は5/6まで、とか、5月一杯とか、国民を騙すようなことを言っているのはなぜか?
なぜこの政策だと2年以上かかるというようなことを言わないのか?
そして、このような単純な計算は国民誰もができるハズなのに、誰も疑問も思わずに政府の発表に一喜一憂しているのだろうか?

同時に国の政策で支援を殆どしないというのはどういうことか?どう考えても5月一杯で緊急事態宣言などを終わらせることはできないハズだ。
暖かくなればウイルスは太陽光と湿度で死ぬとでも確信しているのだろうか?
その確信が、国民への給付を遅らせるほどの強い確信なのか?そこまで確信しきれる自信は一体どこにあるのか?それが予測できるほど今回のウイルスに対して知り尽くしているのか?全然そうは思わない。

つまり政府の言動を見たら、国民を騙すことはもはや確定的であるといっていい。パニックを防ぐ為という言い訳は通用しない。なにしろ自粛休業が長引く中で、給付が全然進まないどころか渋っているわけだから。
5月一杯たえてくれれば、その後は、、、という希望を国民に与え(騙し)、その実政府は支援をしないのである。
言葉よりも行動の方が、人の考えを映し出す。政府も我々の見えないいろんな制約の中で、そのような対応をせざるを得ないのかもしれないが、人間が作った秩序や構造やルールなどは、結局のところ人をあまり助けないということが露呈した。

有事だからこそ見える国家やルールや秩序というもの姿の変遷。それは、現在交通が極めて減った状態にもかかわらず、信号機が相変わらず動いているという状況に似ている。場所によっては信号機など役に立たないほど交通量が少ない地域もあるだろうが、現在は平時と同じく信号機は動き続けている。つまり環境が変わったのに、相変わらず同じ秩序は動き続けているわけである。
かといって、そのルールがバカバカしくて廃棄しろなどという「破壊的な意見」を述べるつもりはない。そういう破壊的意見で国民を扇動してきた政治家や実業家を我々は何度も見てきた。

人間の作ったルールは、状況によって環境に合わなくなってもそのまま踏襲されて社会を凋落におとしたりもするが、そのルールはダメだと破壊して一部の政治家や実業家を潤したりもする。どちらにおいてもルールが不完全故のことである。自然界のルールの方がはるかに複雑で精緻である。環境の汚染はしっぺ返しとして人間に跳ね返ってくるし、人間の考えた介入では自然界に大いなる副作用をもたらし、制御できないのだから。

そんな不完全な人間の作ったルールに縛られる我々は、まさにら自縄自縛である。
世の中が生きづらいというのは、主にこういう事に起因しているのであろう。



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