マクロビでは主食として、前回書いたような全粒穀物を全体の半分以上摂るように指導していますが、欧米人の普段の生活(非マクロビ)での主食というのは何なんでしょうか。
欧米の知り合いに私が"I'm a rice addict.(私は米中毒だ)"と言うと結構ウケがよく、それを思い出して自分のハンドルネームをrice-addictとつけたぐらいなのですが、ドイツ人の友人は「ドイツで君の米に相当するのは、強いていえばジャガイモだ」と言っていました。ただし日本人の米のような、どんなおかずとも一緒に食べる「ごはん」的地位をジャガイモが築いているわけではなく、どちらかというと肉(ソーセージなど)のつけあわせという感じがします。マクロビ的にいっても、暖かくないドイツで陰性なジャガイモをよく食べるというのは肉とのバランスをとるためなのかもしれません。
アメリカの友人はジョークで「マクドナルドのハンバーガーが主食だ」と言っていました。アメリカの場合は国としての歴史が浅いので、ネイティブアメリカンの人たちを除いては民族としての食生活が確立していない印象があります。
他にもパンやシリアル、はては肉など、欧米人の主食かなと思えるものはいろいろあるのですが、どうやら下の参考ページにもある通り、日本人のイメージする主食に相当するものは欧米にはないと考えるのが妥当なようです。「ごはん」的地位を確立している食品はないのです。
そう考えると、前回書いた穀物リストのように、主食となりうる穀物がたくさん並ぶのもわかるような気がします。日本人なら玄米を常用して時々パンや麺類を食べればすむ話ですが、欧米ではリストの穀物の中からいろいろ組合わせて食べればよいということなのでしょう。そうしながら意識して穀物中心の食生活にしていくということで。
穀物リストについては、alproさんから「結構普通に毎日変化をつけて食べられるものが多い」というコメントをいただきました。そうやって変化をつけながら穀物を摂るのが欧米でのマクロビ実践の1つのやり方なのかもしれません。
[参考ページ]
・世界の国々の主食はどんなものですか? (総合食料局)
欧米の知り合いに私が"I'm a rice addict.(私は米中毒だ)"と言うと結構ウケがよく、それを思い出して自分のハンドルネームをrice-addictとつけたぐらいなのですが、ドイツ人の友人は「ドイツで君の米に相当するのは、強いていえばジャガイモだ」と言っていました。ただし日本人の米のような、どんなおかずとも一緒に食べる「ごはん」的地位をジャガイモが築いているわけではなく、どちらかというと肉(ソーセージなど)のつけあわせという感じがします。マクロビ的にいっても、暖かくないドイツで陰性なジャガイモをよく食べるというのは肉とのバランスをとるためなのかもしれません。
アメリカの友人はジョークで「マクドナルドのハンバーガーが主食だ」と言っていました。アメリカの場合は国としての歴史が浅いので、ネイティブアメリカンの人たちを除いては民族としての食生活が確立していない印象があります。
他にもパンやシリアル、はては肉など、欧米人の主食かなと思えるものはいろいろあるのですが、どうやら下の参考ページにもある通り、日本人のイメージする主食に相当するものは欧米にはないと考えるのが妥当なようです。「ごはん」的地位を確立している食品はないのです。
そう考えると、前回書いた穀物リストのように、主食となりうる穀物がたくさん並ぶのもわかるような気がします。日本人なら玄米を常用して時々パンや麺類を食べればすむ話ですが、欧米ではリストの穀物の中からいろいろ組合わせて食べればよいということなのでしょう。そうしながら意識して穀物中心の食生活にしていくということで。
穀物リストについては、alproさんから「結構普通に毎日変化をつけて食べられるものが多い」というコメントをいただきました。そうやって変化をつけながら穀物を摂るのが欧米でのマクロビ実践の1つのやり方なのかもしれません。
[参考ページ]
・世界の国々の主食はどんなものですか? (総合食料局)
主食の変化は十分つけられます。しかし現実には、チン!して食べるもの、Take Away(出前)、ジャンクフードに依存している主婦も多いのが事実。アメリカに負けずイギリスの肥満率も半端ではありませんよ。
対してスペインではパエリアで米を食べたりすることと両国の料理を考えると、穀物をちゃんと食べる国ほど食べ物がおいしいのではないかと思ってしまいます。日本人の偏見かもしれませんが。