理科系人間のマクロビオティックメモ

マクロビオティック・健康に関する考察と情報をつれづれなるままに。

胃痛とつきあう(3) 空腹時不快感

2005-01-13 | 一病息災
~ 1994年春 ~

十二指腸の潰瘍はなくなりましたが、この病気は再発することが多いので、その防止のために薬を飲み続けることを医者から勧められました。セルベックスガスモチンという、潰瘍のあとによく使われる薬です。もともと薬を飲むのは好きではなかったし、長期的に服用すると何か悪影響があるのではないかと心配だったのですが、「副作用は特にないから、再発のリスクを考えると飲んでおいた方がよい」という医者の話で、継続して飲むことにしました(さぼりさぼりでしたが...)。

潰瘍がなくなっても症状が完全におさまったわけではなく、調子の悪い時はよく痛みました。それより厄介なのは、空腹になると起こる胃周辺の不快感です。キリキリ痛むわけではなく、胸やけや胃もたれとも多分違うのですが、何ともいえないいやな感覚があるのです。どうも胃酸が胃の粘膜を刺激するのが原因のようです。水やお茶を飲んでもダメで、何か食べないとおさまりません。

これがあると間食が増えるし、早く空腹にならないように三度の食事も無意識のうちにたくさん食べるようになるので、本来休めなければならない胃からの信号が原因で胃に負担をかけるというジレンマに陥っているわけです。また当然太りやすくなります。

とりあえず食べる量を減らすとか、よく噛むとか、刺激物を避けるとかいうように、食生活を改善する必要があることはわかっていましたが、なかなか実践できず。またこの時はタバコも吸っていました。

[参考ページ]
胃から発信されるシグナル