趣味の日記

最近はマウンテンバイク

SRAM GX 最高です

2016-05-13 09:37:02 | 自転車
2013 stumpjumper HT 29

フロントリジッド化。シクロタイヤ700Cx32C装着。


また違ったものができた。 また仕様変更します。 さらなるワイドレシオ化。

現在は シマノ10速の時のまま フロント38Tx24T リア11Tx36T
軽い側は十分だが、スピード出すときはローが物足りない。


EGGERでは SRAM XX1 を無理矢理フロントダブル化して使っている。現在は好調だ。トラブルもほとんどない。


しかしながら、シマノのトリプル並みのワイド化は不可能。

そして最近 SRAM の新しいグレード GX を知った。


GXは幅広く 1x10 1x11 2x10 2x11 など いろいろあって 上位グレードと互換性もある。

2x11の場合 フロント14歯差まで 何とかできそうだ。

やってみた。

このSW SJ HT 29 購入してからオーバーホールやったことない。この機会にすべてを点検洗浄しようと思った。

先ず ブレーキオイルの交換 エアー抜き MAGURAと変わらないため 問題なく終了。少しディスクにオイルが付着してしまったよ。

XX1シフターをEPICから外す。

チェーン、XTRリアディレイラーとシフターを本体から外す。

GX 2x11用のリアディレイラーをセット。XX1シフターをセット。ワイヤーを通して仮止め完了。

次にマビックホイールのフリーハブをXDドライバーHUBへ交換。マビックは特殊。

爪は最初から付いていない。交換するようだ。他メーカーとは違う感じだ。
ちなみに爪が4つあるタイプは上位ホイールのみ。

135mm用 142mm用と2つのアダプタが付いてくるが 9mmクイック用は付いてこなかった。



説明書はこれだけ。


ディスク側はこのアダプタを外さないと14mmスパナが噛めない。

少し力が要るが外れた

使うのは17mmと14mmスパナ

このようにして半時計側に回す。カンパニョーロと同じ感じ。

外れた。

中の様子

フリーハブを外す。この4つの爪をはずして XDドライバーのハブに付け替えるようだ。面倒。



意外と簡単にできた。バネを無くさないように一番細い六角レンチで慎重に行う。

フリーハブ用のグリスをたっぷり浸けて装着。

水 泥侵入防止用のタクリーノの重いグリスを塗る。
回転が渋くなりそうだが、ベアリングを守るためだ。


クランクを外す。このスペシャライズドのS-WORKSクランク カンパニョーロと同じウルトラトルクシステムで中央でかみ合うタイプ。
トルクス T45 にて 逆時計方向へ回して外す。かなり固い。 ちなみに締め付けトルクは45N/mだそう。



水分が侵入したらしく 錆びているが 回転は良好。




固着している。


カーボンなので ここは良好。



ベアリングが固着して外れない。 錆びている様子。
左に写っているカンパニョーロのクランクのベアリング外し器具は役に立った。


洗浄した。たくさんのブレーキクリーナーを使用してしまった。2本ほど。


十分に洗浄し、ベアリング内にはセラミックスピード社製のグリスをタップリ付与。



元に戻し PF30のアダプタをこのWAKOSブレーキプロテクターを介して取り付け。PF30の弱点である異音に効果バツグンだそうだ。




水平を出して 慎重に締め付け。



せっかくなので フロントチェーンリングを 38x24T から 40x26T へ付け替えた。 ちなみにこのチェーンリング9速用だ。

剛性を考えて EGGERでも使っているが、10速 11速用のチェーンリングの必要性を感じない。




チェーンを装着。 2x11よりも1x11のほうが チェーンが長くとるのですね。 ちなみに2x11は最大歯数同士で プラス2コマです。





フロント リアディレイラーを調整。

問題なく完成しました。 夢のようなワイドレシオ。



シマノ フロント42x32x24T リア11x40T

ギア比 3.818~0.600


今回 フロント40x26T リア10x42T

ギア比 4.000~0.619







GXリアディレイラーはシマノみたいにシャドータイプではなく、横方向へ出っ張りがかなりある。 XX1でもあるから SRAM特有の個性だろう。

この点はシマノの方がスマートと言える。

次回は試乗してみよう。