追跡用カローラというのは、三億円事件の直前、偽白バイ用の大型バイクが発進した地点に乗り捨てられていたカローラのことである。三億円事件犯人は、このカローラで現金輸送車を追跡、もしくは、前を走行することによって、偽白バイ発進のタイミングを調整したと推定されている。ということで、追跡用カローラと呼ばれているようだ。追跡用カローラが三億円事件犯人によって、窃盗されたのは、一橋本、43頁によると、1968年11月30日20時から12月1日7時。場所は、偽白バイ用の大型バイクが窃盗された平山団地の北側、すぐ近くの料亭である。
(2013年12月記)
(2013年12月記)