私事ではあるが、学生の頃、1981年10月13日に発生した、神奈川県金沢区、小柴貯油施設の爆発事故については、いまも、記憶に残っている。距離は、10キロメートルは、あっただろうか。それでも、爆発による空振で、突然、学校の校舎の窓ガラスが、風もないのに、がたがたと、揺れたのだ。小勝花火工場爆発事故の現場と、たとえば、多磨駅周辺とは、2キロメートルしか、離れていない。爆発音は、聞こえただろうし、とくに、1956年12月29日の爆発では、激しい火災を伴っている。立ち上る、巨大な黒煙は、誰しも、目撃したことだろう。
(2013年12月記)
(2013年12月記)