つまり、消防署という言葉が、府中消防署白糸台出張所を示すと言うのは、三億円事件当時という時代に限定すれば、府中消防署白糸台出張所の近隣以外考えれないように思える。他にあり得るとすれば、近隣住民のそのような事情をあらかじめ調査したうえで、消防署という言葉を使用したということだが、わざわざそのようなことをする理由は、無いように思える。
（2013年12月記）
（2013年12月記）
三億円事件犯人の言う消防署というのが、府中消防署白糸台出張所であるとするなら、同様に、その近隣の住民にとっても、府中消防署白糸台出張所の三億円事件当時から見て、消防署と言えば、府中消防署白糸台出張所という認識を持つ可能性が高いと思われる。
（2013年12月記）
（2013年12月記）
近隣の住民にとって、かなり近くに、府中消防署白糸台出張所が完成したのは、共通の話題だったと思われる。しかも、三億円事件当時から、わずか一年前なのである。新しく消防署が完成したという話題は、三億円事件当時に至るまで、忘れられてはいなかったはずだ。
（2013年12月記）
（2013年12月記）
たとえば、府中消防署白糸台出張所が完成したのが、1967年4月11日ではなく、もっと、以前だったらどうあろうか。近隣の大半の住民は、消防署の場所は、すでに、忘れていたことだろう。あるいは、場所が、それほど、近くなかったらどうだろう。やはり、近隣の大半の住民は、とくに、消防署の場所については、意識しなかったはずだ。
（2013年12月記）
（2013年12月記）
一番大きいのは、府中消防署白糸台出張所が完成したのが、1967年4月11日と、一年前であり、かなり、新しいということである。完成したときは、近隣で、それなりに、話題になったはずである。告知されたかどうかは、判らないが、計画、工事段階で、すでに話題になっていたのかもしれない。
（2013年12月記）
（2013年12月記）
