利休の茶室日記

侘び寂びを求めて、何を思う

恵み

2005-10-07 | 心に残る言葉
私たちに与えられた恵みを数えてみれば、
どんな逆境にあったとしても、
受けているものの方が、与えられるもののほうが、
与えるものよりも多いことに気づく。
受けた重みを、どこで返そうと考えたいものである。
『いのちの言葉』(日野原重明さん著から)


私は、与えられて生きてきました
親から授かった命を、当たり前のように受け止めて

この歳になって、親から与えられた命を考えます
親に感謝しようと思う歳になりました
でも、親父の墓の前で手をあわせるだけです
その分、母に、と思います

与えようなんて思ってはいません
しかし感謝しようと思ったとき
感謝する相手は、この世にいない
そんなもんですか?

「受けた重み」をどこで返そうか、なあ親父
まだまだ未熟者だけど、まかせてくれるか

でも、また与えてくれよ、なあ親父

たまに、親父との会話
いくつになっても、親父の声を聞いています




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2 コメント

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Unknown (かつお)
2005-10-09 03:28:00
どもです。

この世には、自立や独立という事は、ほんとにないんでしょうかね~



自立と依存でまわっているんでしょうね。
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>かつお様 (利休)
2005-10-09 08:17:45
自立と依存

高齢者福祉の世界においても重いテーマですね。

このバランスも保ちながら、

これからの社会の中で生きていく勇気と優しさ、強さを持たなければと思います。

介護報酬改正も「依存」を排除しつつあると思えてきます。

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