利休の茶室日記

侘び寂びを求めて、何を思う

お香

2008-03-27 | 住環境
NHKテレビによると、
人間は「においの記憶」が長く脳の中に残されているという
生き続けるために食べ物を嗅ぎわける必要があったからだ

そんなことを気にしていたとき
風水学校の参加者の一人であった若いお香の先生と出会った
名刺には「香司」と紹介されていた

「お財布でも入れてみてください」と言われて
いただいたお香のにおい袋を名刺入れに収めてみると
名刺にほのかな香りがついた

香りと記憶、においの記憶

高齢者ケアに応用できないかと考え始めた
一人ひとりの長期記憶に格納された「においの記憶」
それを引き出すことで、何か「その人」を発見できるだろうか

まずは自分自身を実験台にしてみようと思う


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2 コメント

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おかあさんの香り (古き友)
2008-03-27 12:19:09
「においの記憶」
私の場合は、おかあさんの化粧のにおいかもしれません。
いまでは、無香料の化粧品が主流となりましたが、
昔は化粧品には香りがついていて、私の場合、おかあさんの記憶を重なります。

お稚児さんのときやお正月には、おかさんの膝にねころんで、おかさんのにおいいっぱいの化粧をしてもらう。

えも言われぬ安堵感に包まれる時間でした。

「においの記憶」。
みんなどんな記憶を持っているのか、聞いてみたいなあ。
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<古き友さんへ (利休)
2008-03-28 08:12:51
NHKテレビの実験でも親の匂いは確実に記憶していることを証明していました。
ただ私はその記憶している匂いを言葉で表現できません。もう確認できないようなこともありますが、生活文化の中での匂いの記憶をたどってみようかと思います。
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