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トランプ氏、日鉄のUSスチール買収「認めず」 再び明言

2024-08-30 17:45:20 | 米大統領選2024


トランプ前大統領は29日、中西部ミシガン州の鉄鋼労働者らが集う選挙集会で演説した=AP

 

【ワシントン=飛田臨太郎】

米共和党のトランプ前大統領は29日、11月の大統領選で再選すれば、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収を阻止すると改めて明言した。

「私ならそんなことはさせない」と強調した。

 

中西部ミシガン州の選挙集会で演説した際に言及した。「偉大なUSスチールが日本に売られようとしている。私はそれが気に入らない」と触れた。「日本に渡してはならない。彼ら(USスチール自身)で再建するべきだ」と加えた。

同氏は1月に「絶対に阻止する」と反対の立場を明らかにした。大統領選の投開票日が残り2カ月ほどと迫るなかで、改めて買収を認めない方針を有権者に示した。

 

USスチールの従業員が加入する全米鉄鋼労働組合(USW)が買収に反対している。

USスチールが工場を置くミシガン州や東部ペンシルベニア州は大統領選の命運を左右する激戦州だ。トランプ氏は労働者の支持拡大を目指し、USWに寄り添う姿勢を示す。

 

日本製鉄は2024年内の買収完了を目指す。トランプ氏が大統領選に勝利すれば、25年1月に就任する。

外国企業による米企業買収は省庁横断組織の対米外国投資委員会(CFIUS)が審査し、大統領に勧告する仕組みだ。時の大統領の意向は無視できない。

 

民主党ではUSスチールが本社を置く地元ペンシルベニア州知事のシャピロ氏が7月末に反対する意向を表明した。

シャピロ氏は大統領候補であるハリス副大統領の副大統領候補に最後まで残った実力者だ。

 

選挙戦は最終盤に近づき、与野党ともに激戦州の労働者に秋波を送る構図が一段と強まる。

 

 

 
 
 
 
 
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日経記事2024.08.30より引用

 

 


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